海外のデマ検証サイト等のリスト
- 2015/02/21
- 22:57
知ってる限り全部書き出してみた。日本で流れてる海外発のデマについて詳しく知りたい時や、海外で今どんなデマが流行ってるかウォッチしたい時などに参考にしてください。
デマだけでなく、検証の結果事実と判明した話なども紹介されている事があるので注意。
【デマ関連総合:独立系】
独立したサイトでやっているもの。
・snopes.com
http://www.snopes.com/
「スノウプス」と読む。情報量、検証の細かさ、そして更新の早さ、あらゆる点でトップクラスの実力を誇る定番中の定番サイト。サイト立ち上げが1995年、活動自体はそれ以前からという超老舗で、そのためインターネット先史時代のチェーンメールで流れた噂についてまでも情報を蓄積している。
判定は「事実」「デマ」以外に「真偽不明」「事実とデマの混交」「都市伝説(必ずしも全てがデマではない噂話)」などに細かく分けられる。
サイト本体に項目が無い場合でも、掲示板から検索すれば確定情報ではないが議論中の話題を読む事ができるので参考にする事ができる。
どこのサイトでもそうなのだが、神ならぬ人間がやっている事なので検証の全てが正しいとは限らない。ソースは示されているので、必ず実際確認して間違いが無いかどうかを自分で判断しよう。読者のリテラシーを養うためにあえて間違った情報を混ぜる事もある何かで読んだような読んでないような。
・The Museum of Hoaxes
http://hoaxes.org/
最近のデマだけでなく、歴史上のデマ事件を中世から年代ごとにまとめたコーナーや、偽写真を判定するクイズ「The Hoax Photo Test」などが面白い。
・TruthOrFiction.com
http://www.truthorfiction.com/
1998年開設の老舗の一つ。
・Hoax-Slayer
http://www.hoax-slayer.com/
デマだけでなく、ネットを使った詐欺やスパム・ウイルス・マルウェアなどについての注意喚起もしている。デマ殺すべし、慈悲は無い。
・Hoax or Fact
http://www.hoaxorfact.com/
サイトデザインがシンプルで見やすい。
・Hoax Busters
http://www.hoaxbusters.org/
アルファベット順に辞書形式でデマを収集。ポップアップメッセージで解説が開く。
・ThatsNonsense.com
http://www.thatsnonsense.com/
デマ情報ブログ。
・Is Twitter Wrong? - Tumblr
http://istwitterwrong.tumblr.com/
Twitterで流れたデマを検証している。
【デマ関連総合:メディア連載系】
マスコミやネットメディアのサイトで1コーナーとしてデマ関連の話題を扱っている物。
・The Intersect
http://www.washingtonpost.com/news/the-intersect/
ワシントンポスト紙の「ネット事件簿」的コーナー。週1で「What was fake on the Internet this week(今週のネットデマ事案)」がアップされる。よくも毎週ネタが尽きないものだ(嘆)
・Hoaxes & Rumors Archives
http://wafflesatnoon.com/category/hoaxes-rumors/
Waffles at Noonは普通の面白ニュースや商品レビューなども紹介しているサイトだが、これはその内のデマ関連のコーナー。
・Urban Legends
http://urbanlegends.about.com/
About.comから。嘘ニュースサイト一覧の記事も役に立つ。
・Paleofuture
http://paleofuture.gizmodo.com/
Gizmodoから。普段はレトロな未来予測図などを紹介しているが、「Fakes」のタグで偽画像などを採り上げている。
・Antiviral
http://antiviral.gawker.com/
Gawkerから。大元が同じ企業の運営なのでPaleofuture(Gizmodo)とはサイトデザインが似ている。偽画像を検証する「Forward or Delete: This Week's Fake Viral Photos(転送か削除か:今週拡散されたデマ画像たち)」が週1でアップされる。「Forward」が事実で「Delete」がデマ(本物の画像に偽の説明が付いている物含む)。
・Regret the Error
http://www.poynter.org/tag/regret-the-error/
Poynter.より。メディアの正確性やリテラシーに関するコラム。
【デマ関連総合:その他】
SNSやWikiなど複数人の手による物。
・Open Newsroom - Communities - Google+
https://plus.google.com/communities/118307175501987556985
Google+のコミュニティーの一つ。真偽検証やソース探しなどの議論をしている。
・List of hoaxes - Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_hoaxes
ウィキペディアによる、有名なデマの一覧記事。全部にちゃんと項目があって解説が読める。
・List of common misconceptions - Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_common_misconceptions
デマとはちょっと違うが、こちらはよくある勘違いの一覧。「Sushiは生魚という意味ではない。調理された魚介や、野菜などを使う事もある」とか読んでるだけで面白い。
【画像系】
コラ・フォトショ画像や、画像に間違った説明が付いている系のデマをまとめている人たち。
・Hoax of fame - Tumblr
http://hoaxoffame.tumblr.com/
画像の真偽を調べるのに最も便利なサイト。タグ付けが充実しているので、キーワードで検索すれば目的の画像に高確率でたどり着ける。嘘ニュースサイト一覧も充実。
やや紛らわしいが、「Fake? Yes」が偽画像で「Fake? No」が本物の意味。ただし、画像自体は本物でもそれに添えられた説明が嘘というのもよくあるデマのパターン。撮影日時・場所・ソースなども可能な限り調査して記載されているのでよく読もう。
どうでもいいけど、「Hall of fame(名誉の殿堂)」をもじった命名にするんだったら「Hall of hoax(デマの殿堂)」とかにしないとそれじゃ「名誉のデマ」ってわけ分かんない意味になっちゃってるよ。
・PicPedant(@PicPedant) - Twitter
https://twitter.com/picpedant
Twitterで活動する最強の画像鑑定士。偽画像及びパクリ画像を次々と指摘、どこからともなくソースを発見して提示してくるその手腕は他の追随を許さない。特に出典を明記しないパクリ画像botども(日本でもおなじみ)を天敵として蛇蝎の如く嫌う。
惜しむらくはその有益な指摘の数々がTwitter以外でアーカイブされていない事。「この画像の真偽について知りたいんだけど、PicPedantさんは何か言っていたかな?」と思っても調べるすべが無い。ただHoax of fameのTwitterとは協力関係にあるので、PicPedantが調べた事はHoax of fameの方のサイトにも載っている可能性は高い。
ミラー紙およびExposed DCに中の人のインタビュー記事もある。
・Pinterestの各ボード
https://www.pinterest.com/52margie/closed-fake-i-hate-fake-hoax-and-mislabeled-no-lon/
https://www.pinterest.com/52margie/favorite-fake-hoax-mislabeled-some-wow-real/
https://www.pinterest.com/tallylassie/beware-internet-trickery/
Pinterestは日本ではあまりなじみが無いかもしれないが、ざっくり言うとネット上にある色んな画像をテーマごとにスクラップするサービスで、海外ではかなり人気がある。Tumblrの画像版という感じか。
テーマごとに画像を並べたのがボードと呼ばれる物である。上の3つはデマやコラ画像を集めたボードの例。見た瞬間コラと分かる無邪気なジョーク画像も多い。
・Worth1000
http://www.worth1000.com/
検証サイトではないのだが、よくコラ画像の出所になっているので知っておきたいサイト。元々画像加工の技術を競うためのサイトなので投稿者に悪気は無いのだが、ここに投稿された画像が出典を示されないまま転載・拡散されると本物と勘違いされがちになる。
Google画像検索などを使って検索ワードに「fake」「photoshop」などを指定するのは画像真偽判定の常套手段だが、「Worth1000」も時に有効なキーワードになる。
【政治系】
政治家の発言などを監視し事実関係を検証しているサイト。日本では類例を知らないが、海外では人気があり選挙前など特に白熱する。
・Factcheck.org
http://www.factcheck.org/
政治家の演説やインタビューなどでの発言の真偽を検証する米国のサイト。選挙前とかに役立ちそう。ペンシルベニア大学内の研究所が運営。Flackcheck.orgは姉妹サイト。
・PolitiFact
http://www.politifact.com/
アメリカの地方新聞社が運営。ピューリッツァー賞も受賞。
・Fact Checker
http://www.washingtonpost.com/blogs/fact-checker/
ワシントンポスト紙の1コーナー。嘘の度合いをピノキオの絵で表している。
・The FactCheck Blog
http://blogs.channel4.com/factcheck/
イギリスのニュース番組「チャンネル4ニュース」が運営。
・Full Fact
http://fullfact.org/
イギリスの独立系団体によるサイト。
・FactCheckEU
https://factcheckeu.org/
こちらはEU全般が対象。
【ジャンル特化系】
特定分野のデマを専門とするサイト。
・StopFake
http://www.stopfake.org/en/news/
ウクライナ問題に関連するデマ・プロパガンダに対抗するサイト。ロシア語版もある。ウクライナの大学チームが運営していてどの程度中立かは分からないが、ウクライナ側のデマを無視している訳ではない。
扱う内容の特性上、凄惨な写真もある場合かもしれないので閲覧の際は注意。
・Fake Astropix(@FakeAstropix) - Twitter
https://twitter.com/FakeAstropix
天文・気象関係の偽画像を退治するアカウント。下手な合成写真は知識のある人に一発で見抜かれる。
・The Skeptic's Dictionary
http://www.skepdic.com/
超常現象や疑似科学などについての検証。全部個人で執筆している。日本語版サイト、書籍版(英語・日本語)もある。
【英語以外のサイト】
言葉が読めないので中身の事はよく分からないが、英語圏以外でも検証サイトは各国にある。政治系が多いっぽい。
・Les décodeurs
http://www.lemonde.fr/les-decodeurs/
フランスのルモンド紙によるコーナー。
・Les Pinocchios de l'Obs
http://tempsreel.nouvelobs.com/politique/les-pinocchios-de-l-obs/
フランスの週刊誌L'Obsから。
・Debunkers, démolisseurs, des rumeurs/hoax d’extrême droite
http://www.debunkersdehoax.org/
フランスのサイト。
・Le Musée du Fake
http://www.lemuseedufake.com/
フランス。
・HoaxBuster
http://www.hoaxbuster.com/
フランスは結構多い。
・TU-Berlin
http://hoax-info.tubit.tu-berlin.de/hoax/
ドイツのIT関連企業による。今回は省いたが、スパム・詐欺メールに関するサイトの類はここのリンク集が詳しい。
・hoaxbusters.de
http://www.hoaxbusters.de/html/
ドイツ。
・mimikama. Zuerst denken-dann klicken (ZDDK)
http://www.mimikama.at/
ドイツ。Facebookで出回る詐欺メッセージの注意喚起が主。
・Pagella politica
https://pagellapolitica.it/
イタリア。
・WWW.HOAX.IT
http://www.hoax.it/bufale/
イタリア。自動翻訳ボタンが置いてあって親切(なぜか英語が無い)。
・UrbanLegends.hu
http://www.urbanlegends.hu/
ハンガリー。
・Factual
http://www.factual.ro/
ルーマニア。
・Demagog
http://www.demagog.sk/
スロバキア。チェコ、ハンガリー、ポーランド版も続けて発足。
・CHEQUEADO.COM
http://www.chequeado.com/
アルゼンチン。
・Rete al candidato
http://media.elfinancierocr.com/retealcandidato/
コスタリカ。選挙期間用に作られたようなので今も更新してるかは分からない。
・לא רלוונטי (irrelevant)
http://www.irrelevant.org.il/
イスラエル。珍しいヘブライ語のサイト。
【おまけ】
デマ検証記事を読む時に役立つ英単語集 - NAVER まとめ
デマだけでなく、検証の結果事実と判明した話なども紹介されている事があるので注意。
【デマ関連総合:独立系】
独立したサイトでやっているもの。
・snopes.com
http://www.snopes.com/
「スノウプス」と読む。情報量、検証の細かさ、そして更新の早さ、あらゆる点でトップクラスの実力を誇る定番中の定番サイト。サイト立ち上げが1995年、活動自体はそれ以前からという超老舗で、そのためインターネット先史時代のチェーンメールで流れた噂についてまでも情報を蓄積している。
判定は「事実」「デマ」以外に「真偽不明」「事実とデマの混交」「都市伝説(必ずしも全てがデマではない噂話)」などに細かく分けられる。
サイト本体に項目が無い場合でも、掲示板から検索すれば確定情報ではないが議論中の話題を読む事ができるので参考にする事ができる。
どこのサイトでもそうなのだが、神ならぬ人間がやっている事なので検証の全てが正しいとは限らない。ソースは示されているので、必ず実際確認して間違いが無いかどうかを自分で判断しよう。読者のリテラシーを養うためにあえて間違った情報を混ぜる事もある何かで読んだような読んでないような。
・The Museum of Hoaxes
http://hoaxes.org/
最近のデマだけでなく、歴史上のデマ事件を中世から年代ごとにまとめたコーナーや、偽写真を判定するクイズ「The Hoax Photo Test」などが面白い。
・TruthOrFiction.com
http://www.truthorfiction.com/
1998年開設の老舗の一つ。
・Hoax-Slayer
http://www.hoax-slayer.com/
デマだけでなく、ネットを使った詐欺やスパム・ウイルス・マルウェアなどについての注意喚起もしている。デマ殺すべし、慈悲は無い。
・Hoax or Fact
http://www.hoaxorfact.com/
サイトデザインがシンプルで見やすい。
・Hoax Busters
http://www.hoaxbusters.org/
アルファベット順に辞書形式でデマを収集。ポップアップメッセージで解説が開く。
・ThatsNonsense.com
http://www.thatsnonsense.com/
デマ情報ブログ。
・Is Twitter Wrong? - Tumblr
http://istwitterwrong.tumblr.com/
Twitterで流れたデマを検証している。
【デマ関連総合:メディア連載系】
マスコミやネットメディアのサイトで1コーナーとしてデマ関連の話題を扱っている物。
・The Intersect
http://www.washingtonpost.com/news/the-intersect/
ワシントンポスト紙の「ネット事件簿」的コーナー。週1で「What was fake on the Internet this week(今週のネットデマ事案)」がアップされる。よくも毎週ネタが尽きないものだ(嘆)
・Hoaxes & Rumors Archives
http://wafflesatnoon.com/category/hoaxes-rumors/
Waffles at Noonは普通の面白ニュースや商品レビューなども紹介しているサイトだが、これはその内のデマ関連のコーナー。
・Urban Legends
http://urbanlegends.about.com/
About.comから。嘘ニュースサイト一覧の記事も役に立つ。
・Paleofuture
http://paleofuture.gizmodo.com/
Gizmodoから。普段はレトロな未来予測図などを紹介しているが、「Fakes」のタグで偽画像などを採り上げている。
・Antiviral
http://antiviral.gawker.com/
Gawkerから。大元が同じ企業の運営なのでPaleofuture(Gizmodo)とはサイトデザインが似ている。偽画像を検証する「Forward or Delete: This Week's Fake Viral Photos(転送か削除か:今週拡散されたデマ画像たち)」が週1でアップされる。「Forward」が事実で「Delete」がデマ(本物の画像に偽の説明が付いている物含む)。
・Regret the Error
http://www.poynter.org/tag/regret-the-error/
Poynter.より。メディアの正確性やリテラシーに関するコラム。
【デマ関連総合:その他】
SNSやWikiなど複数人の手による物。
・Open Newsroom - Communities - Google+
https://plus.google.com/communities/118307175501987556985
Google+のコミュニティーの一つ。真偽検証やソース探しなどの議論をしている。
・List of hoaxes - Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_hoaxes
ウィキペディアによる、有名なデマの一覧記事。全部にちゃんと項目があって解説が読める。
・List of common misconceptions - Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_common_misconceptions
デマとはちょっと違うが、こちらはよくある勘違いの一覧。「Sushiは生魚という意味ではない。調理された魚介や、野菜などを使う事もある」とか読んでるだけで面白い。
【画像系】
コラ・フォトショ画像や、画像に間違った説明が付いている系のデマをまとめている人たち。
・Hoax of fame - Tumblr
http://hoaxoffame.tumblr.com/
画像の真偽を調べるのに最も便利なサイト。タグ付けが充実しているので、キーワードで検索すれば目的の画像に高確率でたどり着ける。嘘ニュースサイト一覧も充実。
やや紛らわしいが、「Fake? Yes」が偽画像で「Fake? No」が本物の意味。ただし、画像自体は本物でもそれに添えられた説明が嘘というのもよくあるデマのパターン。撮影日時・場所・ソースなども可能な限り調査して記載されているのでよく読もう。
どうでもいいけど、「Hall of fame(名誉の殿堂)」をもじった命名にするんだったら「Hall of hoax(デマの殿堂)」とかにしないとそれじゃ「名誉のデマ」ってわけ分かんない意味になっちゃってるよ。
・PicPedant(@PicPedant) - Twitter
https://twitter.com/picpedant
Twitterで活動する最強の画像鑑定士。偽画像及びパクリ画像を次々と指摘、どこからともなくソースを発見して提示してくるその手腕は他の追随を許さない。特に出典を明記しないパクリ画像botども(日本でもおなじみ)を天敵として蛇蝎の如く嫌う。
惜しむらくはその有益な指摘の数々がTwitter以外でアーカイブされていない事。「この画像の真偽について知りたいんだけど、PicPedantさんは何か言っていたかな?」と思っても調べるすべが無い。ただHoax of fameのTwitterとは協力関係にあるので、PicPedantが調べた事はHoax of fameの方のサイトにも載っている可能性は高い。
ミラー紙およびExposed DCに中の人のインタビュー記事もある。
・Pinterestの各ボード
https://www.pinterest.com/52margie/closed-fake-i-hate-fake-hoax-and-mislabeled-no-lon/
https://www.pinterest.com/52margie/favorite-fake-hoax-mislabeled-some-wow-real/
https://www.pinterest.com/tallylassie/beware-internet-trickery/
Pinterestは日本ではあまりなじみが無いかもしれないが、ざっくり言うとネット上にある色んな画像をテーマごとにスクラップするサービスで、海外ではかなり人気がある。Tumblrの画像版という感じか。
テーマごとに画像を並べたのがボードと呼ばれる物である。上の3つはデマやコラ画像を集めたボードの例。見た瞬間コラと分かる無邪気なジョーク画像も多い。
・Worth1000
http://www.worth1000.com/
検証サイトではないのだが、よくコラ画像の出所になっているので知っておきたいサイト。元々画像加工の技術を競うためのサイトなので投稿者に悪気は無いのだが、ここに投稿された画像が出典を示されないまま転載・拡散されると本物と勘違いされがちになる。
Google画像検索などを使って検索ワードに「fake」「photoshop」などを指定するのは画像真偽判定の常套手段だが、「Worth1000」も時に有効なキーワードになる。
【政治系】
政治家の発言などを監視し事実関係を検証しているサイト。日本では類例を知らないが、海外では人気があり選挙前など特に白熱する。
・Factcheck.org
http://www.factcheck.org/
政治家の演説やインタビューなどでの発言の真偽を検証する米国のサイト。選挙前とかに役立ちそう。ペンシルベニア大学内の研究所が運営。Flackcheck.orgは姉妹サイト。
・PolitiFact
http://www.politifact.com/
アメリカの地方新聞社が運営。ピューリッツァー賞も受賞。
・Fact Checker
http://www.washingtonpost.com/blogs/fact-checker/
ワシントンポスト紙の1コーナー。嘘の度合いをピノキオの絵で表している。
・The FactCheck Blog
http://blogs.channel4.com/factcheck/
イギリスのニュース番組「チャンネル4ニュース」が運営。
・Full Fact
http://fullfact.org/
イギリスの独立系団体によるサイト。
・FactCheckEU
https://factcheckeu.org/
こちらはEU全般が対象。
【ジャンル特化系】
特定分野のデマを専門とするサイト。
・StopFake
http://www.stopfake.org/en/news/
ウクライナ問題に関連するデマ・プロパガンダに対抗するサイト。ロシア語版もある。ウクライナの大学チームが運営していてどの程度中立かは分からないが、ウクライナ側のデマを無視している訳ではない。
扱う内容の特性上、凄惨な写真もある場合かもしれないので閲覧の際は注意。
・Fake Astropix(@FakeAstropix) - Twitter
https://twitter.com/FakeAstropix
天文・気象関係の偽画像を退治するアカウント。下手な合成写真は知識のある人に一発で見抜かれる。
・The Skeptic's Dictionary
http://www.skepdic.com/
超常現象や疑似科学などについての検証。全部個人で執筆している。日本語版サイト、書籍版(英語・日本語)もある。
【英語以外のサイト】
言葉が読めないので中身の事はよく分からないが、英語圏以外でも検証サイトは各国にある。政治系が多いっぽい。
・Les décodeurs
http://www.lemonde.fr/les-decodeurs/
フランスのルモンド紙によるコーナー。
・Les Pinocchios de l'Obs
http://tempsreel.nouvelobs.com/politique/les-pinocchios-de-l-obs/
フランスの週刊誌L'Obsから。
・Debunkers, démolisseurs, des rumeurs/hoax d’extrême droite
http://www.debunkersdehoax.org/
フランスのサイト。
・Le Musée du Fake
http://www.lemuseedufake.com/
フランス。
・HoaxBuster
http://www.hoaxbuster.com/
フランスは結構多い。
・TU-Berlin
http://hoax-info.tubit.tu-berlin.de/hoax/
ドイツのIT関連企業による。今回は省いたが、スパム・詐欺メールに関するサイトの類はここのリンク集が詳しい。
・hoaxbusters.de
http://www.hoaxbusters.de/html/
ドイツ。
・mimikama. Zuerst denken-dann klicken (ZDDK)
http://www.mimikama.at/
ドイツ。Facebookで出回る詐欺メッセージの注意喚起が主。
・Pagella politica
https://pagellapolitica.it/
イタリア。
・WWW.HOAX.IT
http://www.hoax.it/bufale/
イタリア。自動翻訳ボタンが置いてあって親切(なぜか英語が無い)。
・UrbanLegends.hu
http://www.urbanlegends.hu/
ハンガリー。
・Factual
http://www.factual.ro/
ルーマニア。
・Demagog
http://www.demagog.sk/
スロバキア。チェコ、ハンガリー、ポーランド版も続けて発足。
・CHEQUEADO.COM
http://www.chequeado.com/
アルゼンチン。
・Rete al candidato
http://media.elfinancierocr.com/retealcandidato/
コスタリカ。選挙期間用に作られたようなので今も更新してるかは分からない。
・לא רלוונטי (irrelevant)
http://www.irrelevant.org.il/
イスラエル。珍しいヘブライ語のサイト。
【おまけ】
デマ検証記事を読む時に役立つ英単語集 - NAVER まとめ
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