伊居太神社 (いこたじんじゃ)

主祭神 武甕槌神(たけみかづちのかみ)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)

例祭日 10月9日

鎮座地 下坂部4丁目13-26(TEL 06-6491-2039)

≪お社の説明・御由緒≫

市バス「近松公園」下車すぐ。悠久の歴史とロマンを秘蔵するが如き鎮守の杜、尼崎市市内最大の前方後円墳(伊居太古墳)で、氏族祖神の墳墓の上に社殿を建立された。弥生時代集落が発達した地で、近くには太古の史跡が多い。古老の伝承によれば、その昔、大和春日大社より神の使者、白い神鹿が当神社に到来したと云う。昔は春日大社と深い係わりをもっていたようである。 延喜式神明帳にその名をとどめる古社で多数氏子崇敬者で護持隆盛せられてきたが、平成七年一月の阪神大震災で社殿等が倒壊し、平成十一年四月に氏子崇敬者の浄財で新社殿等が再建された。

伊居太古墳

全長約92m、後円部の直径約53mの前方後円墳で、市内最大規模を誇る。構造は5世紀頃(古墳時代中期)と推定される。近くには若王寺遺跡や下坂部遺跡などがあることから、この地域を支配していた豪族のものであろうと思われる。古墳の原型は伊居太神社の社殿築造のために失われているが、なおその威容をしのぶことができる。古墳の前方部南側には、サムライ塚・白馬塚と呼ばれる陪塚(ばいちょう)という大きな古墳にともなって築かれる小古墳があった。そこからは土師器・須恵器・埴輪片などが出土している。

伊居太神社 おまつり

伊居太神社 秋季例大祭(10月9日)

秋例大祭には町会ごとに ふとん太鼓が宮入り、祭事後に地域を3台が巡行して、大祭を盛り上げる。

交通案内

伊居太神社交通案内

鎮座地:下坂部4丁目13-26(TEL 06-6491-2039)

阪急園田駅・JR塚口駅・JR尼崎駅から市バス路線番号11・12番乗車 バス停「近松公園」下車すぐ
駐車場:6台(但し例祭時は駐車不可能)


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