今日は実りある読書をするコツを話したいと思います。
それは簡単です。
それは「良書を読むこと」です。
もう少し詳しく言うと「良書を繰り返し読むこと」です。
これには2つ理由があります。
良書と駄本
1つ目ですが、本には2種類あります。
それは良書と駄本です。
そしてここが大切なのですが、世の中には読むに値しない駄本の方が圧倒的に多いという現実があります。
僕たちの可処分時間には限りがあって、全ての本を読むことはできません。いかにこの駄本を読まずに過ごせるかが、実りある読書をするための肝となります。
繰り返し読むこと
2つ目ですが、本を読む上で「多くの本を読むより、少しの本を何度も読む方が身につきやすい」という理由からです。
「たくさん本を読んでも、あまり覚えてなくてすぐ忘れてしまう」という人はこれが原因です。
つまり、20冊の本を1回読むより、1冊の本を20回読む方が血肉化しやすいのです。
「たくさん本を読んでも、あまり覚えてなくてすぐ忘れてしまう」という人はこれが原因です。
つまり、20冊の本を1回読むより、1冊の本を20回読む方が血肉化しやすいのです。
だから、数少ない良書を何度も何度も繰り返して読むことが大切になってきます。それも続けて読むのではなく、考える為の一定の時間を置いてから繰り返して読むといいです。
もちろん今まであまり本を読んだことがない人が、いきなり良書を見つけることは中々難しいと思います。
しかし、だんだん本を読むにつれて「玉石混交の玉を見抜く審美眼」や「効果的に効率的に本の栄養分を吸収する頭の使い方」といった読書力は自然に涵養されていくものです。なので、最初の方は手当たり次第、気になった本を乱読したらいいと思います。そのうち良書と駄本の違いが分かってきます。
しかし、だんだん本を読むにつれて「玉石混交の玉を見抜く審美眼」や「効果的に効率的に本の栄養分を吸収する頭の使い方」といった読書力は自然に涵養されていくものです。なので、最初の方は手当たり次第、気になった本を乱読したらいいと思います。そのうち良書と駄本の違いが分かってきます。
まとめますと、
巷で読書術と呼ばれているものは、「いかに効率的に読むか」という戦術レベルのものがほとんどです。
戦略のミスは戦術ではカバーできません。
戦略のミスは戦術ではカバーできません。
読む価値が低い本を、いくら効率的に読んだところで高が知れてます。
読む価値ある良書を繰り返し読むことこそが、実りある読書をする最大のコツなのです。
読む価値ある良書を繰り返し読むことこそが、実りある読書をする最大のコツなのです。
- 作者: ショウペンハウエル,Arthur Schopenhauer,斎藤忍随
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