フジ夕方ニュース大改編、伊藤アナが初メーンキャスター「早くも緊張」

フジテレビ「みんなのニュース」でキャスターを務める（左から）生野陽子、伊藤利尋、椿原慶子アナウンサー Photo By 提供写真

　フジテレビのニュースが大改編される。９８年３月にスタートして１７年間親しまれてきた夕方のニュース番組「スーパーニュース」が、３月３０日から「みんなのニュース」（月〜金後３・５０）として生まれ変わり、新キャスターを伊藤利尋アナウンサー（４２）が務めることになった。同局が２０日、発表した。同時間帯の生野陽子（３０）、椿原慶子（２９）の両アナウンサーは続投し、３人体制でニュースを伝えていく。

　これにより同局午後帯は、フリーキャスターの安藤優子（５６）と俳優の高橋克実（５３）が進行を務める新情報番組「直撃ＬＩＶＥ　グッディ！」（月〜金後１・５５）と合わせ、午後７時まで約５時間がすべて生放送となる。

　新キャスターとなる伊藤アナは「入社して２０年、初めてニュース番組のメーンキャスターを担当することになりました。この年で新たな挑戦をさせてもらえる喜びを感じています。安藤キャスターが支えてこられた夕方のニュースを引き継ぐという重責に早くも緊張している次第です」と意気込みを表している。また、「キャスターなどという柄でもキャリアでもありませんが、テレビマンの一人として謙虚にニュースと向き合い、日々丁寧な仕事に努めたいと思います」と決意を語った。

　夜のニュースも「ＦＮＮ　ＮＥＷＳ　Ｐｉｃｋ　Ｕｐ」は「こんやのニュース」に、「ニュースＪＡＰＡＮ」は「あしたのニュース」衣替え。　スタジオデザインなども一新して、夕方から夜のニュース充実を図る。

　フジテレビ報道局の青木良樹編集長は「みんなのニュースは本当に必要で大切なニュースを伊藤アナウンサーが徹底的に解明します。伊藤アナウンサーは本物を見極められる眼力を発揮し、生野、椿原アナウンサーらと共に視聴者の皆さんが夕方を一緒に過ごしたくなる楽しく、ためになる空間をお届けします」と期待をかけている。