四月は君の嘘【ピアノが弾けなくなった元天才少年と美女ヴァイオリニストの物語】 2015.02.20


(凪)有馬先生はどうして学祭に出たいんですか?
(公生)僕にはひどい友達がいるんだ。
(公生)いじけたその人を一発ぶん殴ってやりたいんだ。
(凪)《あのとき予感がしたんだ》《何かが変わるかもしれないって》
(公生)行こう。
(凪)はい。
(さつき)凪!
(小春)わあ!
(柏木)カワイイ子だ。
(椿)キー!
(武士)《有馬?》
(観客)えっ?嘘。
(観客)あの男の子…。
(観客)有馬公生だ。
(観客)相座妹と?
(観客)お兄さんのライバルでしょ?
(観客)引退したんじゃなかったのか?エロイムエッサイムエロイムエッサイムわれは求め訴えたり。
(凪)あっ…。
何ですか?それ。
さあ何かな?・『薔薇のアダージオ』
(凪)《うん。
よし最高の入りだ》
(武士)《凪…》
(泉)《冗談やめてよ》《ちょっと見ない間にめちゃくちゃうまくなってる》
(小麦)《凪頑張って》
(凪)《緊張でこちこちだったけど指も回る》《自分の音も有馬先生の音も聞けてる》《練習は嘘をつかなかった》《集中できてないな》《まだピアノの音が聞こえる》《邪魔だな》《邪魔だから消えろ》
(観客)《今音が…》
(武士)《音が変わった?》
(紘子)《公生》
(凪)《何してんのよ?何考えてんのよ?》《サポートのあんたが何で私にがんがんプレッシャーかけてくんのよ!》
(凪)《嘘つき詐欺師バカ。
練習と全然違うじゃん!》《リズムもひりつくような雰囲気も何もかも!》《これがピアニスト有馬公生》
(泉)《だんだんとテンポが走り始めてる》《下を弾く彼が主旋律をのみ込み始めた》
(紘子)《どうすんの?凪》《このまま公生に好き勝手やらせるの?》《決着つけようよ》
(凪)《上等!》・『ワルツ』
(武士)《凪…》
(小麦)《負けてない》
(観客)《すごい》
(観客)《相座妹張り合ってる》
(泉)《突き上げられても引きずり回されても対応してる》
(泉)《こんなに弾ける子だった?》
(・『ワルツ』)
(紘子)《そうよ凪。
この舞台の主役はあんたよ》《一歩も引くな!》
(さつき)《そうだワルツは…》《主旋律が下に移る》
(凪)《逃がすか!》《耳を研ぎ澄ませ!同時に反応しろ!》《有馬公生に食らいつけ!》《2カ月前なら置いてけぼりだった》《あの時間は無駄じゃなかった》《ピアノに傾けた時間が生きている》
(武士)《鋼鉄の心臓だ!》《ロボットみたいだろ?超合金みたいだろ?》
(凪)《違うよ。
有馬公生は超合金なんかじゃないよ》《鋼鉄の心臓なんかじゃないよ》《だって触れた手が温かかったもの》《触れ合った瞬間瞬間がとっても懐かしかったもの》
(岡)《下を弾く彼が素晴らしい》《性格を知り癖を把握し尻をたたきリードしフォローする》《パートナーをのせている。
成長を促している》
(凪)《一緒に食べた焼き芋おいしかったな》《帰り道で食べた中華まんおいしかったな》
(岡)《これは紛れもなく2人のワルツ》
(凪)《大好きなお兄ちゃんに構ってほしかっただけで始めたピアノ。
不純な動機》《お兄ちゃん。
この数週間ほんのちょっとだけ深淵をのぞいたよ》《泣いて吐き出して寝食も忘れて音楽に没頭した》《無力な自分と向き合うのが苦しくて苦しくて逃げ出したかった》《お兄ちゃんもそうだったんだね》《誰かのために演奏するのは大切なことだよ》
(凪)《でもねそんなの見たくない!》《迷うな悩むな加速しろ》《行動あるのみ!立ち止まるな!》《迷うなんて柄じゃないよ》《軽やかに跳ねるように階段を駆け上がって》《あの日のようにまたその背中を追い掛けさせて》
(凪)《私のヒーロー》
(紘子)《そう凪が自分をあんたに重ねたようにあんたも自分を凪に重ねていたのね。
公生》
(凪)《私はみんなみたいにプロになる憧れも音楽に全てを捧げる覚悟もないけど聞いてくれる人たちがいる》《聞かせたい人たちがいる》《大好きな人たちがいる》《だからここにいたい。
それではいけないの?》《弾く理由なんて今はそれでいいじゃん》
(武士)《何で俺はここにいるんだ》《何で客席で舞台を眺めてるんだ》《俺はあそこにいる人間じゃないのか?》《絵見も凪も何でお前の音は人を突き動かすんだよ。
有馬!》
(凪)《終わっちゃう。
ああ変な感じ》《疲れてるのにぶっ倒れるまで弾き続けたい》《私ちゃんと弾けたかな?》《真摯に向かい合えたかな?》
(凪)《ねえ有馬先生》《先生の音はどうしてそんなにカラフルで奇麗なの?》
(凪)《奇麗過ぎて涙が出ちゃうよ》ほら挨拶。
あっはい。
(紘子)《悩んでわめいて苦しんで…》
(紘子)《もがき続けた数カ月》
(観客)最高!
(観客)ブラボー!
(観客)結婚してー!
(観客)相座ー!
(紘子)《何もかも報われる瞬間があるの》《音楽は言葉を超えるのかもしれない》
(凪)有馬先生。
届いたかな?うん届いたよ。
きっと。
(観客たちの歓声・拍手)
(凪)有馬先生は?
(凪)一発ぶん殴れました?うん。
たぶん。
忘れられないやつを。
(観客たちの歓声・拍手)
(武士)あっ!
(渡)ずるい!エヘヘ…。
(凪)《私はクリスティーヌ》《オペラ座の舞台に憧れる女の子》
(泉)あんたはどうすんの?武士。
(泉)迷いながら苦しみながらブラコン凪ちゃんは階段を上ったわよ。
(泉)あんたはいつまでぐちぐちしてるわけ?それでいいの?
(武士)俺は…。
(泉)何も受け取らなかった?凪ちゃんの演奏から。
(泉)このままここにいるつもり?終わったー!
(拍手)素晴らしい連弾だったよ。
凪ー!
(小麦)ピー!すごかったよ!
(さつき)感動なんてしてないんだから〜!
(さつき・小麦の泣き声)
(凪)さつき小麦。
(凪)《すごいのは私じゃないよ》フッ…。
あっ。
(紘子)あんたどSね〜。
紘子さん。
(紘子)音楽って楽しいでしょ。
はあ?何言ってるんですか?
(紘子)たまらないでしょ。
人が成長していくのって。
《そっか。
だから紘子さんは僕にあの子を預けたんだ》
(凪)瀬戸先生!
(紘子)あっ。
どうでした?あたしゃあんたたちがうちに来てから楽しくて楽しくて仕方ないよ。
(武士)おい!有馬!
(一同)うん?あれ?相座…ブ…ブシ…。
(武士)タケシだよ!タケシ!あっ痛い痛い!
(武士)てめぇ人の妹に密着してんじゃねーよ!妹?紹介します。
うちのお兄ちゃんです。
えっ?でも藍里さん名字が…。
(凪)やだな〜。
ちゃんと自己紹介したじゃないですか。
「相座凪です」って。
ちゃんと言いましたよね?言った。
(小春)うん。
言った。
あっ…。
そっか僕の勘違いか。
(凪)《よかった鈍くて》んなことより何でお前が凪と連弾してんだよ!?僕が凪さんにお願いして…。
「凪さんに」じゃねえ。
「武士君の妹さんに」だろ!女として見てんじゃねえよ!《あっ僕死んだ》ちょっとやめてよ!お兄ちゃん。
(武士)何だよ。
有馬の肩持つのかよ!だいたい何で有馬と知り合いなんだよ!?ここでお世話になってるの。
色々教えてもらってるの。
(武士)色々!?貴重な体験させてもらってるの!
(武士)体験!?
(武士)チクショー!
(凪)お兄ちゃーん!?
(武士)うっ…。
12月東日本ピアノコンクールが始まる。
そこでお前をぼこぼこにしてやっかんな!有馬!
(凪)《お兄ちゃん…》あっ…。
(武士)《上等だやってやるよ》《あんなもん見せつけられて黙ってられっかよ!》あ〜あ。
12月は面倒なことになりそうね。
(凪)《十分の一百分の一でも私の思いは伝わったかな?》《私の音楽は届いたかな?》あっ…。
頑張ったね。
(凪)ありがとう…ございます…。
(三池)おい。
相座!
(3人)うん?
(凪)三池…!
(凪)《何こいつ。
今まで一度も話し掛けてこなかったのにどういう風の吹き回しよ?》
(三池)あ…相座。
何でお前が有馬公生と連弾してんだ?有馬公生と知り合いなのか!?有馬公生〜?てめぇ有馬先生を呼び捨てにしてんじゃねえよ!髪むしるぞくそちび…!「有馬先生」!?どんな関係だ!教えろ!じゃあ連絡先とか知ってんのか?メアドも!?当ったり前じゃん。
昨日なんて一緒にたい焼き食べたもんね〜。
おいしかったなたい焼き。
メアド知ってるの…。
たい焼きおいしかったの…。
ずるい。
有馬さんと知り合いなんてずるいぞ!わー!!何あれ?・
(ピアニカの演奏)
(かをり)・「Twinkle,twinkle,」・「littlestar」・「HowIwonderwhatyouare…」
(ピアニカの音)アハハまた間違えた。

(ピアニカの演奏)・「Twinkle,twinkle,」・「littlestar」・「HowIwonderwhatyouare」・「Upabovetheworldsohigh」・「Likeadiamondinthesky」
(かをり)・「Twinkle,twinkle…」やあ。
やあ。
あの人お姉ちゃんの彼氏?彼氏?ん〜?全然違うよ。
あの人外道っていうんだよ。
外道だ。
(女の子)外道。
外道って何だよ!だってそうじゃん!
(操作音)
(・『ワルツ』)バイオリンの弾けないバイオリニストにこんなの聞かせるなんて。
《未練が生まれたのは君のせいだ》
(・『ワルツ』)
(操作音)心中はできないよ。
薄情者。
だってさ買い物したときだって僕は荷物持ち。
主導権は君。
僕には事後報告。
君はいつも僕の前を歩いて僕はいつも君の後ろにいる。
《思い出すのはいつもいつも君の後ろ姿だ》これじゃ心中じゃなくて後追いだ。
だからもう一度チャンスを下さい。
君と肩を並べるチャンスを下さい。
もう一度僕と一緒に弾いてください。
でも私は…。
君は王女さまじゃないよ。
カヌレが好きなケーキ屋さんの子で小説のヒロインじゃない。
僕はラヴェルなんて絶対弾かない。
だからもう一度一緒に弾こうよ。
それに君が言ったんだ。
「忘れられるの?」って。
(観客たちの歓声・拍手)君は残酷だね。
知ってると思った。
僕は外道なんだ。
《肌寒くしんと乾燥した空気》《洗濯したシーツが気配を優しくする》《残酷な男の子。
私にもう一度夢を見ろと言う》《夢がかなったからもういいって思ってたのに諦めてたのに君はまた枯れた心に水をくれるのね》
(女の子)あ〜!お姉ちゃん泣かせてる!外道最低!
(女の子)女の敵!これは違うんだ…。
外道のくせに!男の子は女の子いじめちゃいけないんだよ!ハハッハハハハ…。
あっ…。
《欲張りな私はまた夢を見ちゃうよ》《いつか君とワルツをだなんて》2015/02/20(金) 02:28〜02:58
関西テレビ1
四月は君の嘘[字]【ピアノが弾けなくなった元天才少年と美女ヴァイオリニストの物語】

胡桃ヶ丘中学の学園祭に一緒に出してほしいと凪に頼んだ公生。自分の演奏を病院にいるかをりに届けたい。その想いを胸に、公生は凪とふたりでステージに上がる。

詳細情報
番組内容
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。
モノクロームだった彼の日常は、1人のヴァイオリニストとの出逢いから色付き始める。
傍若無人、喧嘩上等、でも個性あふれる演奏家・宮園かをり。
少女に魅せられた公生は自分の足で14歳の今を走り始める。
第37回講談社漫画賞を受賞した「青春×音楽×ラブストーリー」!
出演者
有馬公生: 花江夏樹 
宮園かをり: 種田梨沙 
澤部椿: 佐倉綾音 
渡亮太: 逢坂良太 
井川絵見: 早見沙織 
相座武士: 梶裕貴
スタッフ
【原作】
新川直司(「月刊少年マガジン」連載中/講談社) 

【監督】
イシグロキョウヘイ 

【シリーズ構成・脚本】
吉岡たかを 

【キャラクターデザイン・総作画監督】
愛敬由紀子 

【音響監督】
明田川仁 

【音楽】
横山克 

【アニメーション制作】
A−1 Pictures

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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