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 小学4年の女児(10)を連れ去ろうとしたとして、群馬県警に未成年者誘拐未遂の疑いで逮捕された渋川署巡査の秋山暢大容疑者(24)が事件前に、女子中学生と大人の男性との恋愛を題材にした電子書籍を読んで「抑えられなくなった」と供述していることが県警の説明でわかった。目的について「女児を車に乗せ、話をしようと思った」と話しているという。

 県警によると、電子書籍は、30歳くらいの男性と女子中学生の恋愛を描いており、自宅で読んだという。「これを読んで私も、と思った」と供述しているという。県警は、容疑者宅から少女の性的描写のある雑誌類を十数種類押収しており、動機の解明を進める。

 秋山容疑者は、昨年12月に巡回連絡で女児宅を訪ねた際に女児を見て、名前を知ったことがわかっている。職務で知り得た情報を悪用した点について、県警の富田邦敬本部長は20日の記者会見で「断じて許し難い。県民の信頼を裏切った。全容が明らかになった段階で対策を取りたい」と述べた。

 秋山容疑者は勤務が休みだった1月15日夕、同県吉岡町で、自分の巡回連絡の担当区域に住む女児を自宅近くから車で連れ去ろうとした疑いがある。女児に拒まれた後、秋山容疑者は通常の交番勤務を2月上旬まで続けていた。その間の心境について「ばれないか、どきどきしていた」と話しているという。