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■谷垣禎一・自民党幹事長

 国会の演説で、最上のものは、思わず、発言者の発言に、満場がシーンとなって耳を傾けるものだ。「寂として声なし」。これが最上の弁論だと思うが、そういうことはめったにあるわけじゃない。逆に最悪なのは、誰も反応しなくて、議場が眠ったようになるものだ。活発なヤジがでて議場に生気があるのは、それよりは、ずっといい。ただ、ヤジの中身は問題だ。ヤジは議場の華とも言われてきたが、センスを問われるというところもある。(記者会見で)