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相次ぐ東北沖震源の地震 引き続き注意を
2月17日 18時53分

相次ぐ東北沖震源の地震 引き続き注意を
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17日の午前と午後、東北の太平洋側の沖合を震源とする地震が相次ぎ、午前の地震では、岩手県の沿岸で最大で20センチの津波を観測したほか、午後の地震では、青森県で震度5強の強い揺れを観測しました。
いずれも、4年前の巨大地震の余震とみられ、気象庁は引き続き注意を呼びかけています。

気象庁によりますと、17日午前8時6分ごろ、三陸沖を震源とする地震があり、岩手県、青森県、宮城県、それに秋田県の各地で震度4の揺れを観測したほか、北海道から東海にかけての広い範囲で震度3から1の揺れを観測しました。
この地震で気象庁は一時、津波注意報を発表し、岩手県の久慈港では高さ20センチの津波を観測しました。
気象庁によりますと、震源地は三陸沖で、震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.9と推定されています。
また午後1時46分ごろには、岩手県沖を震源とする地震があり、青森県階上町で震度5強の揺れを観測したほか、岩手県普代村で震度5弱の揺れを観測しました。
また震度4の揺れを、青森県八戸市、岩手県の盛岡市、宮古市、久慈市、二戸市、八幡平市、滝沢市などで観測したほか、北海道と東北、関東、それに新潟県の各地で震度3から1の揺れを観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
気象庁の観測によりますと、震源地は岩手県沖で、震源の深さは50キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.7と推定されています。
気象庁は、今後も1週間程度は強い揺れを伴う地震が発生するおそれがあり、注意が必要だとしたうえで、午前と午後の地震は、いずれも4年前の巨大地震の余震とみられるとして、「巨大地震の発生から時間が経過するなかで、余震の数は減ってきているが、強い揺れや津波を発生させるような地震が起きる可能性は、今後もしばらくは続くと考えられるので、日頃から備えをしてほしい」と話しています。

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