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台湾総統選 最大野党の主席が立候補表明
2月14日 23時16分

台湾総統選 最大野党の主席が立候補表明
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台湾では、来年予定されている次の総統選挙に、最大野党の民進党からトップの蔡英文主席が前回に続いて立候補する意向を明らかにし、今後、党の公認候補に選出される見通しです。

台湾では、2期8年務める与党・国民党の馬英九総統の任期が来年5月に切れるのに伴い、次の総統を選ぶ選挙が来年行われる予定です。
これに向けて、民進党トップの蔡英文主席は14日、総統選挙に立候補する意向を明らかにしました。前回2012年の総統選挙に民進党の公認候補として立候補したものの馬総統に敗れた蔡主席は、声明の中で、市民のための政治の実現などを目指して「絶えず奮闘する」と表明し、8年ぶりの政権奪還に意欲を示しました。
民進党内では今のところ、ほかの有力者に立候補の動きはないことから、今後、党内の手続きを経て蔡主席が公認候補に選出される見通しです。
民進党は、前回の総統選挙では中国から独立志向が強いとみなされ、中国との対話が進められないことが敗北につながったと指摘されていますが、去年11月の統一地方選挙で躍進するなか、対中政策などで有権者の支持をどこまで広げられるか注目されます。
一方、国民党はことし夏ごろまでの選出を目指して今後候補者選びが本格化するものとみられます。

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