AppleからiOS8のアップデートが発表された。しかし多くのメディアの報じている内容によると、iPhone4Sのユーザーに取っては爆弾になりかねないかもしれない。以下にその要素を紹介しよう。
■表示サイズ
まず、画面についてだが、iPhone4Sの画面はそれ以降の機種に比べてひとまわり画面が小さい。しかしiOS8表示システムはより大きい画面を想定されてプログラムされているようだ。実際に使用したユーザーの意見によれば完全にiPhone4Sを見限ったのではないかとまで言われている。
サイズの他にも動作の速度が落ちる点も指摘されている。
■速度
iOS7.1.2ではSafariの起動に1.25秒かかっているが、iOS8では2.16秒かかる。iOS7.1.2ではカレンダーの起動に0.8秒、iOS8は1.25秒と全体的に遅くなっているようで、その他のメール、設定、カメラ、メッセージ、と多くのケースでiOS8では速度遅延が確認されている。
■バッテリー / iOS8 新機能
バッテリーの消費に関しても大幅に激しくなり、iOS8の目玉機能ハンドオフや指紋認証が非対応となるiPhone4SユーザーやiPad2ユーザーの間では「絶対にダウンロードするな」と注意の声もあがっている。
この差をどう捉えるかは人それぞれではあるが、もちろん新しいOSのデザインや使用感をいち早く感じることだってきっと価値あることだ。iOS8が更にアップデートされ旧機種でも十分対応できるようになるのを待つか、今すぐアップデートして新しい感覚に触れるのか。
あなたならどうする?
Source:Whatever You Do, Don’t Put iOS 8 On Your 4S on The Huffington Post, iOS 8 on the iPhone 4S: Performance isn’t the (only) problem on ars technica,Don’t install iOS 8 on your iPhone 4S or iPad 2 yet on BGR