気象庁長官が陳謝、津波が予想よりも早く到達で
TBS系(JNN) 2月19日(木)19時2分配信
三陸沖で発生した地震の震源を気象庁が正確に計算できず、津波が予想よりも陸地に早く到達した問題で、気象庁長官は、「津波の到達が予想より5分早ければ命取りになることがある」として、早急に対応策を講じる考えを示しました。「(津波到達が)こちらの予想時刻より5分早かったところがあるので、その5分が命取りになる可能性は当然あるので、今後はそういうことがないようにしっかりとやっていきたい」(気象庁 西出則武長官)
この問題は、17日、三陸沖で発生した地震の震源が、気象庁の計算よりもおよそ100キロ陸に近かったために、岩手県で、津波の第一波が到達予想時刻よりも最大で10分ほど早く陸地に到達していたほか、本来は北海道や青森県にも津波注意報を発表する必要があったというものです。
原因は、この地震と、直前に発生した別の地震とを区別できずに計算したためで、気象庁の西出則武長官は、関係する自治体に対し、陳謝しました。(19日17:57)
最終更新:2月20日(金)0時19分
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