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八王子の3人射殺事件 指紋酷似の男性にアリバイ

 1995年7月に東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」(当時)で起きた女性3人射殺事件で、現場に残された粘着テープから採取された指紋が酷似しているとされた男性は、事件が起きた時間帯に別の場所にいたとみられることが19日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、男性は運送業に従事しており、約10年前に死亡。当時の勤務先の記録や、親族から採取したDNA型の鑑定などから、実行犯ではないとの見方が強まった。一方で、警視庁八王子署捜査本部は、周辺の関係者が関与した可能性もあるとみて慎重に調べている。

 テープは、殺害された女子高生らの口をふさいだり、手を縛ったりするのに使われた。捜査本部が特殊な薬品で粘着面を剥がして指紋を採取。データベースの照合で男性のものと酷似していると数年前に判明した。

 捜査本部は事件直後、現場付近で目撃された白い車を調べる過程で、似た車の持ち主の一人として男性を聴取していた。この際、事件との接点は確認できなかった。

[ 2015年2月19日 23:22 ]

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