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エドワード・ヤン監督『恐怖分子』が約19年ぶりに日本公開、日常の狂気と孤独を描く
2015/02/19 12:33
エドワード・ヤン監督による映画『恐怖分子』のデジタルリマスター版が、3月14日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開される。
1947年に生まれ、2007年に59歳の若さで死去した映画監督であるエドワード・ヤン。ホウ・シャオシェンらと共に台湾の映画運動「台湾ニューシネマ」を代表する監督として知られ、2000年には『ヤンヤン 夏の想い出』で『カンヌ国際映画祭』監督賞に輝いた。
1986年に発表された『恐怖分子』はヤン監督にとって3作目の長編映画で、同監督が国際的に知られるきっかけとなったとされる出世作。1980年代の台湾を舞台に、1本のいたずら電話によって連鎖的に引き起こされる悪夢のような悲劇を描き、無軌道な犯罪に向かう10代の少年少女の心理や、日常の中に潜む狂気、現代人が抱える孤独などを浮き彫りにした作品だ。なお、日本では1996年以来、約19年ぶりの劇場公開になるという。オフィシャルサイトでは四方田犬彦、富田克也、樋口泰人、阿部和重によるコメントも掲載されている。
また、上映期間中にはヤン監督のデビュー作を収録した1982年のオムニバス映画『光陰的故事』も併映される。
作品情報
『恐怖分子』デジタルリマスター版
2015年3月14日(土)からシアター・イメージフォーラムで公開
監督・脚本:エドワード・ヤン
出演:
コラ・ミャオ
リー・リーチュン
チン・シーチェ
クー・パオミン
ワン・アン
マー・シャオチュン
ホアン・チアチン
配給:フルモテルモ×コピアポア・フィルム
(画像:©CENTRAL PICTURES CORPORATION)