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サントリー 初めて業界最大手に
2月16日 21時24分

サントリー 初めて業界最大手に
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アメリカの大手酒造会社を買収した「サントリーホールディングス」は16日発表した去年1年間の決算で、売り上げが2兆4000億円余りとなり、「キリンホールディングス」を上回って初めて業界最大手となりました。

サントリーホールディングスが発表した去年12月までの1年間の決算によりますと、売り上げは前の年を20.3%上回る2兆4552億円となりました。
これは「ジムビーム」などで知られる、アメリカの大手酒造会社「ビーム」を去年買収したことで、2300億円余り上乗せしたことなどによるものです。
サントリーの売り上げは平成19年以降、業界2位が続いていましたが、今回の決算でキリンの売り上げを2500億円余り上回り、初めて業界最大手となりました。
国内の酒類業界では主力のビール市場の縮小が続くなか、海外の事業やビール以外の分野を強化する動きが相次ぎ、アサヒビールが今月13日、ワインの販売会社の買収を発表しています。
記者会見した新浪剛史社長は「ビームの買収を成功させることに経営資源を集中させ、5年後にウイスキーの分野で世界1位を目指したい」と述べました。

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