社会

16歳長男にサワー10杯 両親を書類送検/川崎

 「飲みたい」「飲んでみるか」-。16歳の長男に巨峰サワーを10杯ほど飲ませたとして、川崎署は18日、未成年者飲酒禁止法違反の疑いで、川崎市川崎区の配管工の父親(33)とパートの母親(36)を書類送検した。同署によると、2人は反省している。

 書類送検容疑は、昨年12月13日夜、同区内の居酒屋で、飲食店アルバイトの長男に、約4時間でジョッキ約10杯分の巨峰サワーを飲ませた、としている。

 同署によると、一家はこの居酒屋で父親の誕生日パーティーを開催。だんらんムードも手伝ってか、長男の希望通りに両親が交互に注文していた。だが帰り道、千鳥足でタクシーにひかれそうになり、長男の“深酒”が発覚した。

【神奈川新聞】