3年ほど前にいただいたメールの一部転載をします。
ご本人とは連絡がつかなくなっているので無断転載になってしまいますが 支障のない 範囲だと思います。
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家族に見捨てられたんです。
でも、なんとか家族も取り戻したかったんでしょうね。
両親や子供に猫を飼ったんだ。可愛いから見に来てくれと
メールを出しているんです。
だから、こんな見解をする方もいました。
猫は元々飼っていたのは事実のようですし、
飼っていたなら家族じゃないですか?
自分を見捨てた家族への復讐心なのではないか?って。
被害者の中でもボラとして仲介しただけで殺された猫とは接触がなかった方もいますし、
自分でミルクを飲ませ大きく育てて譲渡にた方、
勿論、皆悲しみや怒りは同じですが、
その猫との接触がなかった方は怒りが強く、
後者は悲しみが強く・・・の傾向があります。
そして何より、廣瀬憎しよりもまず自分憎しなんです。
みんな自分を責め続けているんですよ。
だから第三者からしてみればもどかしいでしょうね。
第三者の方々は自分を責める事がない分、ストレートに怒りが
廣瀬に向かうのですから。
私の猫は消息が明らかになっておりません。
証拠能力が低く捜査はしてもらえませんでした。
理性では殺されて他の子と同じように生ゴミに出されたのだと分かってます。
でもね、感情がついていかないんですよ。
まだ、うちの子が殺されたなんて信じられないんですよ。
今も、どこかで幸せに暮らしていると思いたいんです。
理性の私の方も、ただあの子が辛い思いだけしかしてないなんて
思いたくないんです。
撫でられ、抱きしめて貰った事もあると信じたいんです。
脳の不思議も初めて実感しました。
裁判を傍聴し、必死でメモを取り、一言一句逃すまいと
真剣に聞いているにもかかわらず、
裁判終わって、裁判所を出る頃にはスコンと記憶から無くなってしまうんです。
数時間後に徐々に徐々に記憶は戻っていくのですけどね。
まだ、気持ちの整理なんてつかないんです。
前も今も気持ちはぐちゃぐちゃなままなんです。
被害者の中には豹変後の廣瀬を見た者も数名おりますが
私は最初の印象の優しい廣瀬しか見てないんです。
だからまだあの人がこんな事するなんてって気持ちもあります。
何かの間違いであったならどんなにいいか・・・・
強い怒りの感情が出てくるのはきちんと事件を受け入れ、
多少なりとも悲しみから解放された後だと思います。