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これぞグロースハック!アプリのプッシュ通知の承認率を劇的にあげる“Pre-permission Dialogs”とは?

👤innobeta UIデザイン 🕔2015-2-19 12:21
[読了時間:6分]

プッシュ通知を活用すると、能動的にユーザーへ通知が行えて、アクティブ率を向上させることができる。マーケティングの面でいうと、アプリとブラウザサービスで大きく異なる特徴の1つであろう。たくさんのアプリがその恩恵を受けるために、「push通知」を承認させるための確認ダイアログを表示させている。

ほとんどのユーザーがプッシュ通知を承認しない?

しかし残念なことに、UIscopeで様々なユーザーテストを見ていると、多くのユーザーがそのダイアログを見た瞬間、条件反射的に“承認しない”を選択してしまっている。
pushnotification あるアプリを独自でテストした際に、チュートリアルの理解度を検証するために、5人のユーザーに普段通り自由にアプリを1分間使ってもらうという内容のテストをした。
すると、6人中5人全員がプッシュ通知を承認しなかった。
※そのうち4人はダイアログが出た瞬間に文言も読まずに反射的に“承認しない”を選択。

iOSの場合、プッシュ通知に関わらず、こういった承認ダイアログを表示させるのは各機能につき1回だけ(位置情報、連絡先へのアクセスなど)なので、承認率を上げるためにはダイアログを表示させるタイミングがとても重要になる。
※一度、承認しないを選択するとiPhoneの設定→通知から再設定する必要がある。

“Pre-permission Dialogs”とは?

この記事では、“Pre-permission Dialogs”を使ってプッシュ通知の承認率を上げる方法が紹介されている。
The Right Way to Ask Users for iOS Permissions

このClusterというアプリでは、プライベートなグループを作り、写真や動画を共有することができる。
push プライベートなグループを作るため、ユーザーが他のユーザーを招待するという機能がある。招待メッセージを送った直後に、「招待した人がグループに参加した時に通知してほしいですか?」とポップアップダイアログで意向確認をしている。これが“Pre-permission Dialogs”である。

プッシュ通知を承認することによるメリットを適切なタイミングで、ユーザーに訴求することで、iOSのシステムダイアログが表示された時の承認率を向上させることができる。
さらに、Clusterでは“Pre-permission Dialogs”の段階で「No Thanks」を選択したユーザーには、iOSのシステムダイアログは表示させず、別の機会(ユーザーがアプリの価値を感じてくれた後)に再度表示させるようにしている。
※Clusterがユーザーテストをした際には、約95%のユーザーが「Notify Me」を選択し、さらにそのユーザーの100%、つまり全員が、システムダイアログのプッシュ通知を承認したと記載されている。

その他の事例を調べてみた!

Skype Qik

push2 プッシュ通知ではなく、連絡先へのアクセスを許可してもらうためのダイアログ。
Pre-permission Dialogsで、連絡先へのアクセスの必要性を訴求している。

カメリオ

push1 Appleの【BEST OF 2014】にも選べたカメリオ。Pre-permissionのように実際にタップできるわけではないが、チュートリアルの最後にシステムダイアログに良く似た画面を表示させ、プッシュ通知のメリットを訴求した直後に、プッシュ通知の許可を確認している。

Vingow

push3 チュートリアルの最後でニュース配信をする時間帯をユーザーに選択させたのちに、システムダイアログを表示している。
※時間帯はどれか一つを必ず選択しないとチュートリアルが完了しない。

iQON※おまけ

push4 iQONも昔はアプリ起動時に、Pre-permission Dialogsでプッシュ通知のメリットを訴求して、システムダイアログで許可を得るというフローだったが、今見た限りだと起動時には表示されなくなっている。あまり効果が良くなかったのか?それとも、他のタイミングで許可を得た方が良かったのか?

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著者について

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イノベータの企業理念 今後テクノロジーの発展により、全てのモノはコモデティ化していきます。つまり、モノの価値は『機能』から『体験』へとシフトしています。 InnoBetaはこの『体験』を可視化し、全てのプロダクトの価値を最大化します。

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