宮嶋加菜子
2015年2月19日11時53分
街路や公園の樹木にふと目をやると、幹の皮目や枝の節目が動物や人の表情に見えてくる――。そんな図柄や模様が潜む木々を「珍樹(ちんじゅ)」と名付け、探し出す新しいゲームがじわりと人気を広げている。横浜市の動物園で先月スタートし、今月末には東京の上野公園でも始まる予定だ。
提唱者は「珍樹ハンター」の肩書を持つ東京都日野市の小山直彦さん(49)。広告制作の傍ら、東京都立川市と昭島市にまたがる国営昭和記念公園、埼玉県の国営武蔵丘陵森林公園などで親子を対象に珍樹探しのイベントを開いている。
小山さんが珍樹に目覚めたのは約10年前。都内の広告制作会社を辞めて独立した40歳の時だった。仕事に追われる日常から解放され、デジタルカメラを手に、以前から好きだった公園での散歩を楽しむように。ふと目にとまった木の節の模様が歌手の研ナオコさんに見えた。意識して木の皮目や節々を横や下から眺めると、様々な動物に見えることが多くなった。
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