河原夏季、中村純
2015年2月3日03時00分
県は、小学生向け学習漫画「埼玉県のひみつ」を刊行した。県の基礎データや見どころが満載で、計1万3千部を県内の小学校3~5年の各学級や公立図書館に置き、郷土への関心を高めてもらう。埼玉のことをより深く知りたい大人向けの「うんちく本」としても読まれそうだ。
「埼玉県のひみつ」は、仕事や企業の商品を紹介する学研の「まんがでよくわかるシリーズ」の新刊。同シリーズで自治体が取り上げられるのは初めて。子どもたちが地域を学ぶきっかけにしてもらおうと県が発案し、2千万円の予算を計上して製作した。
埼玉への転校が決まった主人公のサッカー少年が、最初は「埼玉なんて知らない」とショックを受けながら、同級生たちと県内をめぐり歩き、さまざまな魅力を発見する、というストーリー。最後は「埼玉の素晴らしさを知ろうともしなかった」と友だちに告げ、笑顔で転校していく――。
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