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アレッサンドロ・ボルタ生誕から270年:”ボルト”の由来となった物理学者

本日は、イタリアの物理学者であり自然哲学者のアレッサンドロ・ボルタが生まれてから270周年だ。Googleのトップも彼の業績を記念したアニメーションロゴになっている。

アレッサンドロ・ボルタとは?

アレッサンドロ・ボルタは、イタリア北部にある町・コモで1745年2月18日に生まれた。当時はミラノ公国の町であったコモは、スイス国境に位置している。

ボルタは1774年にコモ国立ギムナジウムの教授に就任し、ボルタ電池やメタンの発見などの業績をあげている。電圧の基本単位「ボルト」は、彼の業績を記念して1881年に生まれたものである。

電気についての激しい論争

当時、ボローニャ科学大学の解剖学教授ルイージ・ガルヴァーニは、動物に2つの異なる金属を同時に触れさせると痙攣が起きることから、生き物から電気が生じることを主張していた。

これに対してボルタは、「動物の湿った体に触れた2つの金属自体が電気を起こしている」と主張。2人の間で激しい論争が生じていた。

これに終止符を打ったのは、1795年にボルタがおこなった実験だった。彼は、銀と亜鉛板の間に塩水を含ませた紙を挟んで、ここに電気が発生することを証明したのだ。

ボルタ電池の発明

その後1800年に、ボルタは安定した強い電流をつくり出す初期の電池である「ボルタの電堆」を発明。これは2つの金属板の対を多数積み重ねたもので、これが世界で初めて蓄電池の発明となった。

また他にも彼は、沼で発生する発火性のガスが水素ではないことを明らかにして、これが現在のメタンの発見であった。こうした数々の偉業から、ユーロ加入以前のイタリアの10,000リラ紙幣には、ボルタの肖像が描かれていた。

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