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15歳に除染作業をさせた疑い 逮捕
2月18日 19時08分

15歳の少年に福島市で放射性物質を取り除く除染作業をさせたとして、名古屋市の建築会社の社員が労働基準法違反の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、名古屋市守山区の建築会社の社員で、福島市の現場責任者の千葉祐士容疑者(49)です。
警察の調べによりますと、千葉容疑者は、去年7月、愛知県北名古屋市に住む当時15歳の少年に福島市で放射性物質が付いた草木や土壌などを取り除く除染作業をさせたとして労働基準法違反の疑いが持たれています。
除染作業は、労働基準法の「危険有害業務」に当たるとして18歳未満に行わせることが禁止されています。
警察によりますと、少年は年齢を18歳だと偽るよう指示され、福島市内の寮に泊まり込み、日当3000円で作業をしていたということです。
しかし、現場で怒鳴られたりしたことなどから、去年7月、福島市から愛知県の実家に逃げ、9月に母親が警察に相談していました。
警察によりますと、千葉容疑者は調べに対して「アルバイトに行かせただけだ」と供述しているということです。

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