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未成年者誘拐未遂の疑い 警察官を逮捕
2月18日 18時19分

群馬県の渋川警察署に勤務する24歳の男の警察官が、先月、帰宅途中の小学4年生の女子児童に声をかけ、連れ去ろうとしたとして、未成年者誘拐未遂の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、群馬県警察本部の渋川警察署の交番に勤務する巡査、秋山暢大容疑者(24)です。
警察の調べによりますと、秋山巡査は、先月15日午後4時すぎ、群馬県吉岡町で、小学4年生の女子児童に自宅前の路上で声をかけ、連れ去ろうとしたとして、未成年者誘拐未遂の疑いが持たれています。
秋山巡査は「君のパパが交通事故にあって病院に運ばれたので、すぐに来てくれないか」などと声をかけましたが、女子児童が不審に思い拒否すると、その場から車で逃げたということです。
警察が目撃情報などを基に捜査した結果、秋山巡査が関わった疑いが強まり、事情を聴いたところ容疑を認めたため、18日、逮捕したということです。
秋山容疑者は当時、勤務が休みだったということで、調べに対し、「女子児童がかわいかったので仲よくなりたかった」と供述しているということです。
警察は、動機などを詳しく調べることにしています。
警察官が逮捕されたことを受け、群馬県警察本部の上原健司首席監察官は「現職の警察官が逮捕されたのは極めて遺憾だ。厳正に対処していく」とコメントしています。

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