あのシンデレラのガラスの靴をフェラガモなどが製品化

　ディズニーは16日、「シンデレラ」に登場するガラスの靴が製品化されることが決定したと発表した。

　製品化に携わるのは、ジミー・チュウ、ポール・アンドリュー、サルヴァトーレ・フェラガモ、アレクサンドレ・バーマン、レネ・カオヴィラ、ニコラス・カークウッド、シャーロット・オリンピア、ジェローム・ルソー、スチュアート・ワイツマンという世界的なブランド。世界各地で販売され、日本でも伊勢丹新宿店で展示される(取り扱いブランドは未定)。

　シンデレラはディズニーによって実写映画化され、日本でもこの4月に封切られる。リリースには書かれていないが、それを記念しての製品化ということなのだろう。ガラスの靴を再現するとなると、当然強度が必要になってくる。強化ガラスと言うと、世界中のモバイルデバイスで採用されているCorningのゴリラガラスが真っ先に思い浮かぶが、シンデレラに“ゴリラ”というのは相性が良くないかも知れない。となれば、国内の雄である旭硝子にお呼びがかかるのだろうか?

　などとIT的視点で妄想していたが、リリースを読み返すと、どこにもガラス製で再現するとは書かれていない。「9社が各ブランド独自の解釈で再現」するとのことなので、実際にはガラス製ではなく、その雰囲気を持った革製などになるのだろう。だが、日本電気硝子あたりのハイテクガラスが使われる可能性もゼロではないので、IT野郎も思わず欲しくなる(注:この製品は女性専用)ような靴の製品を期待したい。