仁丹:消えた町名表示板 ネット競売で犯人割り出す

毎日新聞 2015年02月17日 22時37分(最終更新 02月18日 08時46分)

「持ち主」の手元に戻ってきた町名表示板=京都市上京区で2015年2月17日午後7時54分、土本匡孝撮影
「持ち主」の手元に戻ってきた町名表示板=京都市上京区で2015年2月17日午後7時54分、土本匡孝撮影

 ほうろう製で多くは縦90.5センチ、横14.5センチ。「大礼服」マークが特徴。森下仁丹(大阪市)が1910年ごろから大阪、東京をはじめ全国に設置したとみられる。空襲被害や都市開発で姿を消す中、京都市内では約720枚が現存(京都仁丹樂會調べ)。森下仁丹には取り付けに関する正確な資料がないため、所有権には曖昧な面もある。

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