こんにちは、西森です。
今回のテーマは、アニメや漫画、ラノベなどの作品群に度々登場する幼馴染ヒロインが持つ「幼馴染力」について。これまで多くの方が何となく使っていた「幼馴染力」ですが、その明確な基準は存在しません。そこで、こんな要素があったら「幼馴染力」が高い、という基準を自分なりに定義してみたいと思います。
もし、「他にもこんな要素があったら『幼馴染力』高いんじゃない??」というものがあれば、是非教えてくださいね!
(ていうか、幼馴染ヒロインってなんであんなに憧れるんですかね…?)
©あだち充/小学館・東宝・ADK
家庭的かつしっかり者で面倒見が良い
「幼馴染力」が高いヒロインとして認定されるためには、家庭的で面倒見の良い性格が求められます。そしてその性格を遺憾なく発揮するためには、基本的に家が隣同士であることが条件です。互いの親同士の仲が良く、主人公の親の方が家を空けがちなのがベスト。「え~?まだご飯食べてないの~!?」と言いながら夕飯を作ってくれます。「○○は私がいないと何にも出来ないんだから~!」と言えたらもう満点です。
また、幼馴染との憧れのシチュエーションといえば、朝少し乱暴に起こしてもらえるあれですよね(笑)ああいったシーンも、ヒロインの方が朝に弱かったり面倒見の良さがなければ一切成立しません。普通に寝坊して終わりです。
主人公のみへの自然なボディタッチ
基本的に主人公とは子どものときから兄弟のように育てられてきているので、子どものときからの距離感が染みついています。昔は一緒に風呂に入っていた、みたいなパターンがベター。こうなると、「いつの間にか“女”になりやがって…」みたいな感じにもなりますね(笑)
また、そういった距離感の近さの名残によって、何の躊躇もなくボディタッチができたりします。ただし、総じて主人公以外の男子との接触は控えめ。男友達はほとんどおらず、主人公だけが唯一の男友達(友達以上)という場合も多いでしょう。
スペックが異常に高い
幼馴染ヒロインと切っても切り離せないのが、主人公よりも確実に優秀である点です。基本勉強はでき、学級委員や生徒会長などの重要な役職を務め、部活動でも優秀な成績を収めている。幼馴染力というと、こういったスペックの高さがどうしても要求されます。
仮にスペックが同じくらい、またはヒロインの方が下だとすると、「一緒にテスト勉強する」イベントや「放課後委員会があるから図書室で待ってて」イベントなどの鉄板シチュエーションが使いづらくなります。他の男共から狙われるヒロインを奪われないために努力するという流れも使えないので、主人公は普通に怠惰な生活を送ってしまう可能性が高いのです。
主人公をけなされるとめちゃくちゃ怒る
普段は割と主人公のことをバカにしているくせに、自分以外の誰かに悪く言われると激怒する。そんな可愛らしい一面を持っていることも、幼馴染力の大事な要素です。
そのためには、一般的にダメな奴と見られがちな主人公の良さを誰よりも理解している必要があります。2人しか知らない主人公のかっこいいエピソードや周りに知られていない一面を知っているのがベスト。
主人公の前ではめっちゃ強がる
「○○のこと好きになる女の子なんていないんじゃない?」などと、普段から主人公には「自分しかいない」アピールをさりげなくするが、いざ主人公のことが好きな女の子が現われると慌てふためく、というケースが多いですよね。
そして終いには、自分の主人公への思いを押し殺して、他の女の子との恋を応援しちゃったりします。そんでもって、自分の心に嘘を付いている自分に嫌気がさし、人知れず泣いている。そんな一面があれば、幼馴染力はMAXです。
主人公は覚えてないけど、小さい頃結婚の約束をしている
面と向かっては自分の好意を表しませんが、実は小さい頃に主人公と結婚の約束をしていると幼馴染力は相当高いですね。そして、大抵その約束はヒロインの方しか覚えていません。
そんな昔のことを本人は結構はっきり覚えている、というのも非常に大事なポイントです。