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民主 自民の会期延長巡る発言に不快感2月12日 21時30分
民主党の高木国会対策委員長は、記者会見で、自民党の佐藤国会対策委員長が、6月までの今の国会の会期を延長することもありうるという考えを示したことに対し、国会での審議は始まったばかりだとして不快感を示しました。
自民党の佐藤国会対策委員長は、11日、安全保障法制の整備に関する法案の成立を図るため、6月までの今の国会の会期を延長することもありうるという考えを示しました。
これについて、民主党の高木国会対策委員長は、12日の記者会見で、「国会では本格的な論戦が始まったばかりであり、今、この時期に会期延長というのは慎むべきだ。会期延長は国会の議論の経過の中で出てくるものだ」と述べ、国会での審議は始まったばかりだとして不快感を示しました。
そのうえで高木氏は、安全保障法制の整備に関する法案について「内容は検討中ということで、今は全く分からない。私たちは、十分な審議を求めていくことに変わりはない」と述べ、国会に提出されたあと、時間をかけて審議すべきだという考えを示しました。