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戦後70年 特別弔慰金は増額で継続へ2月12日 4時10分
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政府は、戦後70年を迎えるにあたって、先の大戦で殉職した軍人などの遺族を対象に、10年ごとに支給してきた特別弔慰金について、支給額を増額したうえで継続することになりました。
政府は、昭和40年から10年ごとに、先の大戦で殉職した軍人や軍属=旧日本軍に戦地で雇用されていた人の遺族に対し、弔慰の意を表すため、特別弔慰金を支給しています。
そして、政府は、ことし戦後70年を迎えるにあたって、支給額を増額したうえで、特別弔慰金を継続することになりました。
支給の対象となるのは、殉職した軍人や軍属の遺族のうち、子どもやきょうだいなど、現在、恩給や遺族年金を受け取っていないおよそ123万人で、支給額を、これまでの年4万円から5万円に引き上げたうえで、今後10年分の合わせて50万円を2回に分けて支給するとしています。
政府は、特別弔慰金支給法の改正案を近く、今の国会に提出し、早期に成立させたいとしています。