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JA萬歳会長 農協改革案に懸念示す2月12日 21時30分
JA全中=全国農業協同組合中央会の萬歳会長は12日記者会見し、JA全中を一般社団法人に移行させるなど、政府・与党がまとめた農協改革案について、「組織改編が農家の所得向上にどうつながっていくのか、説明が足りない状況にある」と述べ、懸念を示しました。
政府・与党がまとめた農協改革案の受け入れを表明したJA全中の萬歳会長は12日午後、東京・千代田区の日本外国特派員協会で記者会見しました。
この中で、萬歳会長は、改革案を受け入れた理由について「当初、農家以外の人の准組合員制度の利用を制限するという話があり、それは地域の農協の力がそがれてしまうと心配したが、最終的には5年間は状況を見るということになったので、それをおおむね評価した」と述べました。
そのうえで、萬歳会長はJA全中を、農協法に基づかない一般社団法人に移行させるなどの改革案の内容について、「組織改編が農家の所得向上にどうつながっていくのか、説明が足りない状況にある。法律案を作る際には細部にわたって検討してもらいたい」と述べ、懸念を示しました。
また、萬歳会長は会計監査を行う部門がJA全中から切り離されても、地域の農協は同じ内容の監査を受けられるような関連法案にするべきだという考えを強調しました。