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スカイマーク決算 136億円の赤字
2月12日 21時30分

裁判所から民事再生法による再生手続きの開始決定を受けた航空会社の「スカイマーク」が去年4月から経営破綻する前の12月までの9か月間の決算を公表し、最終的な損益が過去最大の136億円の赤字になっていたことが分かりました。

スカイマークは12日、去年4月から12月までの9か月間の決算を公表しました。
それによりますと、格安航空会社との競争激化や円安で航空機のリース料が増加したことなどから、営業損益が112億円、最終損益が136億円の赤字で、いずれも過去最大の赤字幅に陥っていました。
また、12月末にスカイマークが保有していた現金や預金は7億円と、3か月間で38億円減少したことも分かりました。
その後、先月破綻する直前に西久保愼一前社長が個人で運転資金を会社に貸し付けを行っていたことも明らかにしており、厳しい資金繰りの実態を改めて示す形となっています。
スカイマークは裁判所の管理の下で国内の投資ファンドなどから支援を受けながら再生計画案を策定することにしています。

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