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アジア最大規模のカメラ展示会 横浜2月12日 15時55分
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アジア最大規模のカメラの展示会が12日から横浜市で始まり、液晶画面で自分の顔を確認しながら撮影できるデジタルカメラなど、新たな使い方を提案する製品が注目を集めています。
この展示会は大手カメラメーカーなどで作る業界団体が毎年開いていて、ことしは過去最多の131の企業や団体が参加しています。このうち、「カシオ計算機」のデジタルカメラは液晶画面で自分の顔を確認しながら撮影できる「自分撮り」の機能と、撮った写真を自動でスマートフォンに転送する機能を備えています。
会場では、中国のメーカーが無人飛行機「ドローン」を使って現在のハイビジョンより画質が鮮明な4Kの映像を空中から撮影する技術を披露し、注目を集めていました。
業界団体によりますと、去年1年間のデジタルカメラの出荷台数は4340万台で、スマートフォンの普及などのため前の年より30%以上落ち込んでいます。
カメラ映像機器工業会の内田恒二会長は「スマートフォンの普及で写真の楽しさを覚えた人がカメラに興味をもってもらえるような、使い勝手を工夫したカメラをそろえている」と話していました。
この展示会は今月15日まで、横浜市のパシフィコ横浜で開かれています。