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ガソリン値下がり 約4年ぶりの低水準2月12日 15時41分
レギュラーガソリンの小売価格は、原油価格の下落傾向を受けて今週も値下がりし、1リットル当たりの全国平均で、133.5円と4年2か月ぶりの低水準となりました。
資源エネルギー庁から調査を委託されている石油情報センターによりますと、今月9日時点のレギュラーガソリンの小売り価格は、1リットル当たりの全国平均で133.5円となり、前の週と比べて0.8円値下がりしました。
ガソリン価格は、原油価格の下落傾向を受けて、去年7月中旬から29週連続で値下がりしていて、今週の平均価格は、平成22年12月以来、4年2か月ぶりの低水準です。
また、灯油も店頭での価格が、1リットル当たりの全国平均で前の週に比べて0.7円値下がりして81.2円、18リットルで1462円になりました。
石油情報センターは、「直近の原油価格は、アメリカでシェールオイルの生産が減少するのではないかという見方から上昇しつつある。これを受けて石油元売り各社は、卸売価格を引き上げつつあり、ガソリン価格はひとまず下げ止まるのではないか」と話しています。