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関西の医科大 ベトナム政府と協定
2月12日 21時30分

関西地方にある医科大学などが、医療水準の向上を目指すベトナムに、医療従事者の育成や、医療システムの導入で協力することになり、12日首都ハノイでベトナム政府と協定を結びました。

ベトナム政府と協定を結んだのは、大阪や京都など関西地方の4つの公立医科大学などでつくる「関西公立医科大学・医学部連合」と日本の医療産業の国際展開に取り組む「医療国際化推進機構」です。
調印式は、12日首都ハノイのベトナム保健省で行われ、レ・クアン・クオン副大臣と大阪市立大学の荒川哲男医学部長らが出席しました。
協定に基づいて、日本側では、今後、ベトナムから医師や看護師などをそれぞれの大学の関連病院に招き、日本の先進的な医療技術を学ぶ機会を設けるなど人材の育成を進め、ベトナムの医療水準の向上に貢献したいとしています。
また、日本の医療機器や医薬品、さらに、病院経営のノウハウや保険制度などもベトナムの医療関係者に紹介し、日本式の医療システムの導入も積極的に働きかけたい考えです。
医療の国際展開を巡っては、日本政府が成長戦略の1つに位置づけ新興国を中心に取り組みを進めていて、調印式に出席した荒川医学部長は「日本とベトナム双方にとってよい方向に進むことを期待したいです」と話していました。

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