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米 電気自動車メーカー 赤字幅が拡大
2月12日 14時05分

アメリカの電気自動車メーカー、テスラモーターズは、去年10月から12月までの決算を発表し、外国為替市場でドル高が進み輸出の採算が悪化したことなどから赤字幅は拡大しました。

テスラモーターズが11日、発表した去年10月から12月までの四半期決算によりますと、売上高は電気自動車の販売が増えたことから9億5666万ドル、日本円で1100億円余りとなり、前の年の同じ時期より55%増えました。
一方で最終的な損益は、1億763万ドル、日本円でおよそ130億円となり、赤字幅は前の年より6倍以上に拡大しました。
これは新型車などの開発費が膨らんだことに加えて、外国為替市場でドル高が進んだ結果、販売全体の30%を占めるヨーロッパや、15%を占めるアジア太平洋向けの輸出の採算が悪化したためだとしています。
また、ことしの年間販売台数は、新型車の投入などで去年よりおよそ70%多い5万5000台を目指すとしており、量産によってコストを下げて収益力を高めたい考えです。
アメリカでは海外での販売の割合が高い企業を中心に売り上げをドルに交換した結果、収益が目減りして減益となる企業が増えており、新たなリスクとして浮上しています。

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