こんにちは。寒さがぶり返してきて辛いですね。2月よりDMM.comラボにて働き始めたトウマツです。よろしくお願いいたします。拝承。
今回は、ケーブルを床に養生するための治具の紹介、そして使用感をレビューしたいと思います。
DMM.comラボでは、サーバやネットワーク機器の検証を行うために、LANケーブルや電源ケーブルなどを床に這わせることがあります。これらのケーブルを床に這わせる場合、足で引っ掛けてしまう事を防ぐためにケーブルをテープで床に止める(養生する)のが一般的です。
しかし長いケーブルの場合、長さに比例して養生する距離が長くなります。数十メートルの距離を養生するのは、まるで床を雑巾がけしているような感覚で、辛く地道でとても疲れる作業なのです。
そんな苦痛を伴う作業を「やってもいいかな!」と思えるような作業へと昇華させてくれる素晴らしい治具が発売されました。それがGAFFGUNです。
この動画の通りであるなら、本当にすごい! イケてる! 試したい! そんな風に感動しているうちに、ついつい輸入してしまいました。
ちなみに、今回購入したのはコチラです。
The GaffGun Bundle
発送や通関に時間は掛かりましたが、無事到着。ていうかデカい!!
丁寧にスポンジで梱包されており、好印象。本体は金属製です。(たぶんアルミのキャスト)
さまざまなテープの幅に対応できるアタッチメント
公式ページによれば、このGAFFGUNで使えるテープはメーカ純正品、または紙テープや布テープを推奨されています。ですが日本で発売はおろか、国際発送もしてもらえないメーカ純正テープは簡単に入手できませんし、コストも無視できません。また、紙テープや布テープは、接着剤が床やケーブルに残ってしまうので掃除が大変。やはり、慣れ親しんだ養生テープを使いたくなるわけで、ダメ元で使ってみました。
使用した養生テープの幅は50mmのどこでも入手できるものを、そしてGAFFGUNのアタッチメントはサイズSを使いました。
使えるじゃん!
つい、色んな所を養生したくなる!
というわけで、このケーブル養生治具”GAFFGUN”は日本でどこでも入手可能な養生テープを用いて、腰を痛めたり、床に這いつくばることなく簡単にケーブルを養生できることが確認出来ました。
そうそう、DMM.comラボはカンファレンスネットワークをサクッと構築するチーム”CONBUさんを応援しています。というわけで、CONBUさんに、GAFFGUNをお貸しして、どの程度の威力を発揮できるかを試して貰おうという思います。おそらく、YAPC::Asia Tokyo2015 あたりで大活躍されるのではないかなと、期待しております。
ついでと言ってはなんですが、本日は2015年2月18日、技術評論社のソフトウェアデザイン3月号の発売日となります。3月号の特集記事第一弾に、「カンファレンスネットワークのつくりかた」が掲載されました。実はこの記事の元ネタの一つであるYAPC::AsiaTokyo2014はDMM.comラボも協賛しており、同時にCONBUさんも応援いたしました。この記事にはCONBUさんの無線LANや、ネットワークに対する愛が詰まった内容です。ぜひご一読ください。