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リオ五輪控え乗っ取り想定の訓練
2月12日 8時33分

オリンピックを来年に控えたブラジル、リオデジャネイロで、観客を会場に運ぶバスが武装グループに乗っ取られたことを想定した訓練が行われました。

この訓練は、来年8月に行われるリオデジャネイロオリンピックのメイン会場となる西部のバッハ地区で、会場などを専用レーンで結ぶバスが銃を持った武装グループに乗っ取られ、乗客が人質に取られたという想定で行われました。
訓練では、バスが停車する専用のホームに立てこもった武装グループに対して警察官が説得を続ける間に、特殊部隊がヘリコプターやバスを使って近づき、ホームを取り囲みました。
そして、武装グループの注意がそれた隙に特殊部隊が一気に突入し、武装グループのメンバーを取り押さえて人質を解放しました。
ブラジルではバスの車内で乗客が襲われる事件が後を絶ちませんが、先月、フランスで起きた一連のテロ事件などを受けて、この日の訓練には多くのメディアが集まり、オリンピックのテロ対策に対する関心の高さをうかがわせました。
特殊部隊のヌネス隊長は、「世界中から情報を集めて、起こりうるさまざまな事態を想定し、しっかりと対策を進めていきたい」とテロ対策を進めていることを強調していました。

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