この歳になると遅い時間の飲食は身体に直接響くのですが、仕事が終わらないのだから仕方ない。
と言うか、いきなり夕方から客先に出掛けるなんて聞いていないから、内緒の用事があったら対応出来ないじゃないか。
それにしてもお腹が空きました。
帰りがけに目に入った新勝楼@白金高輪(港区白金)、看板に大きく「ちゃんぽん屋台」「自家製餃子」と書かれています。
常々疑問に思っていることがあって、殆どの飲食店では「餃子は自家製」だと思うのですが、そうでもないのかな、と考えながら引き戸を引いて店内へ。
「楼」なのでカウンター席なんて無くて全席テーブル、テレビを見ながらのんびりビールを傾けて、を大きく裏切ってのカウンター10席、右手奥がテーブル席、左手はどん詰まり。
厨房は天井までのガラスとサッシで囲まれているので、調理風景は見えず、奥から日本語の発音がたどたどしい女性店員さんがおしぼりを持ってきました。
先ずは生中ジョッキ500円で今夜は白金で一人お疲れ様会、勢いよく飲めば数秒で飲み干してしまいそうな勢いなので、ちびちびと。
看板に大きくチャンポンと書いてあるくらいだから、どんなチャンポンがと冊子をめくると、麺料理22種類中2種類だけ。
三回見直しましたが、海鮮チャンポンと味噌チャンポンしかありません。
数え切れない程の一品料理、つまみになりそうな料理がありましたが、今日の所は鳥軟骨唐揚げ400円にしました。
骨好きの私としては大好きな軟骨唐揚げ、こりこりとして美味しい。
鳥軟骨の唐揚げって、塩胡椒(胡椒塩?)で食べると美味しいけど、塩胡椒(胡椒塩?)を付けにくい。
無理矢理付けなくてもいいんじゃないかと思いつつ、付けずにはいられないAB型のサラリーマン、誰からも煙たがれながらも力強く生きていく(本文とは関係ありません)。
飲んで食べていたらキリがないので、ささっと海鮮チャンポン800円、初志貫徹と言えるほどの初志はありませんが、安い方のチャンポンを(味噌チャンポンは850円)。
海鮮と冠が付いているだけあって、エビとイカがたっぷりと使われていて、カマボコの代わりにちくわ、野菜はモヤシと白菜、人参が温められています。
白濁した豚骨スープは食材の味を活かすためか、意外なほど薄く仕上げられていて、飲んだ後の〆には向かない感じです。
麺は多加水の中太平打ち麺、柔らか仕上げでゆっくり食べてもこれ以上は伸びない感じですね。
スルッと食べてしまってご馳走様、次は担々麺でも食べてみるかな。
コメントありがとうございます。
内緒じゃなかったら、内容と相手によっては対応出来たり出来なかったりします。