これからの時代に、医療業界で求められる「診療情報管理士」は、病院の経営に携わるスペシャリストであり、病院のために自分の力を大いに役立てることができる仕事。目的意識や問題意識を持って仕事に臨んでいるかどうかで、みなさんの成長の幅は大きく変わります。就職してからも学び続ける姿勢を持ち続けてほしいです。

医師としての経験談を交えて実用的な医療を教えます。覚えてほしいことは説明し次回の授業開始時に小テストを行う、ポイントを伝え、わかりやすい授業を心掛けています。挨拶やよい返事がしっかりできるなど、医療事務職には人間性が求められます。就職後も学びは続くので、前向きさや好奇心を大切に持ち続けてほしいです。

分類法の授業では、傷病名が解剖学的にどの部位のものなのか、どのような病態なのかを考えながら、傷病名を正しくコード付けできるスキルの習得をめざしています。医療の一翼を担うことを意識し、医療従事者が、患者さまに正しく医療を提供するためのバックアップができるよう、基礎知識をしっかり身につけましょう。

音楽の授業では、ピアノの技術習得はもちろんですが、音楽の楽しさ、表現の面白さを楽器演奏や体験を通して学習します。今病棟で働くスタッフの子どもたちや、入院する子どもたちの生活をサポートする保育士の活躍が注目されています。医療と保育、この二つの結びつきがどれほど大切なことか、一緒に考えていきましょう。

「医療秘書技能検定」の合格を勝ち取るべく、重要ポイントを押さえた授業に力を入れています。医師や、看護師、それ以外の医療従事者と円滑なコミュニケーションを取るためにも、基本的な医学知識、医学専門用語等はしっかり習得してほしいです。ぜひ自ら貪欲に、幅広い知識を身につけてください。

医療事務の仕事には3A（愛・明るさ・温かさ）が大切です。人を好きになり、心からあふれるような明るい笑顔で、どんな方にも温もりを持って接してください。私自身も「人が好きで、病院の仕事が好き」という気持ちで30年来、この仕事に携わってきました。この経験を生かし、医療事務の仕事を好きになれる人を育ててまいります。

医療従事者にふさわしいビジネスマナーや専門知識を養います。医療事務や医療秘書は病院の顔となる仕事だからこそ、患者さまを温かく迎えてほしいもの。言葉づかいやしぐさにも注意を払いましょう。患者さまの心をいやす技術や外国人の患者さまともコミュニケーションできる力もあると活躍の幅が広がりますよ。

登録販売者は2008年にスタートしたばかりの新しい資格。患者さまとの接点が多いだけに、人の気持ちをくみ取る力が必要です。コミュニケーション能力を高め、人間性を豊かにしましょう。会計業務では正確な事務処理能力も求められます。ミスのない仕事で、病院や患者さまからの信頼も厚くなりますね。

今や、薬の販売を手掛けるのは薬局だけではなく、医薬品の専門知識を備えた登録販売者へのニーズは確実に高まっています。やりがいは一人ひとりのお客さまの健康に貢献できること。ただ社会人になってから資格を取るのはかなりたいへん。実務研修と試験対策ができる本校のカリキュラムのメリットをぜひフル活用してください。