土居貴輝
2015年2月18日09時42分
地震を感知すると通電を遮断する「感震ブレーカー」や「感震コンセント」について、内閣府の有識者会議がガイドラインをまとめた。震度5強の揺れを感知した際に通電を遮断する性能を「基準規格」と位置づけた。山谷えり子防災担当相が17日の会見で明らかにした。
感震ブレーカーには①内蔵センサーが揺れを感知してブレーカーを落とす「分電盤型」②おもりの揺れでブレーカーを落とす「簡易型」がある。屋内全体の通電を遮断する。感震コンセントは、内蔵されているセンサーが揺れを感じ、コンセントに限って通電を遮断する。
内閣府によると、①は、社団法人「日本配線システム工業会」の認証制度で震度5強相当の揺れに反応する性能が保証されているが、②と感震コンセントはこれまで基準がなく、各メーカーに委ねられていた。
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