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ニコニコ裁判生放送計画

連盟/会長の態度が病的なまでに頑なだった理由は、この(タッグマッチの)時点ではあまりわかっていませんでしたが、その後いろいろ話を聞く中で、確定的ではないながらも多少理由らしきものが見えてきました。

伝聞で聞いた話で私自身が見聞きしたわけではないので100%真実と断定はできないのですが、以下のような話を聞きました:

1)12年1月の対米長戦の後、対局前のやりとりに関して、連盟内で「伊藤氏については悪い噂を聞いていますが…」という文言のメールがやりとりされていた
  ※この「悪い噂」の中身まではわかりませんが、これまでの連盟の行動からして、(メールの存在が真実だとすれば)まず間違いなく私を貶めるために流された虚偽の噂でしょう

2)12年5月のコンピュータ将棋選手権時、上位5位を次回(第2回)電王戦の出場チームとすると米長会長(当時)が表明していたのだが、舞台裏で選手権当日に米長会長が、Puella α が仮に5位以内に入っても電王戦には出さない、と突然主張しだした。選手権終了時の表彰式で出場チームを発表する予定だったが、選手権の運営元であるコンピュータ将棋協会のメンバーに「それは筋が通らない。そんな発表をするんだったら、この選手権の会場ではなく、選手権が終わった後、会場の外で言ってくれ(選手権運営としてはそんな発表は認められない)」とつっぱねられ、しぶしぶ当初の約束通りに、2位になったPuella αを出場チームに選んだ

3)12年12月に第2回電王戦のPVで私が「ソフトは名人を超えた」と発言した後、コンピュータ将棋に詳しいとされる某棋士が、さるコンピュータ将棋関係者に「あの発言は困る。伊藤を黙らせてくれ」と依頼した。その人は「私は伊藤さんに指示できる立場でない」とつっぱね、私のところまで話は来なかった
  ※これも「真実とすれば」の話ですが、某棋士単独の意志で行ったというより、連盟上層部からの指示がおそらくあったのでしょう

4)裁判開始後、連盟周辺で「伊藤は会社を首になりそうで、金に困っているため裁判で金を取ろうとしている」と噂が流れていた
  ※もちろんこの噂は虚偽です。ちなみにこれ、裁判の時に連盟弁護士が裁判官にも言ったらしいw(和解協議中、裁判官から「お金目当てってことはないんですよね」と確認された)

…ということがあったそうです。くどいようですが伝聞で、私はこれらを真実と断定できないので、信じるか否かは読者の皆さん自身にお任せします。いずれも私が個人的にけっこう信頼している方から聞いたものなので、おそらく真実なのだろうと私は思っていますし、特に4は間接的証拠(裁判官から聞かれた)があるのでまず間違いないと思いますが。

この他、次のことははっきり事実としてわかっています:

5)裁判の場で、私のことを売名行為だの金銭に執着しているだのと中傷した
  ※これは以前の記事にも少し書きましたが、後ほど詳しくお伝えする予定です。

これらの事を考慮すると、どうやら将棋連盟内部(のごく一部なのでしょうが)では、相当に私個人に対して恨みを募らせていた模様です。最も強く恨んでいたのが谷川会長で、それがあの異様なまでに強硬な態度の原因だったのではないか、というのが現時点での私の推測です。

対米長戦の時の電力制限の件、ボンクラーズ出場資格の件、「名人を超えた」の件、いくつか思い当たる節はあり、それらのうちどれがいちばん恨まれる原因だったのかはわかりません。ただ、前二者では元々連盟の方が無茶を言ってきたのを私が筋を通して撃退したものだし、名人超えは客観的データに基づいて言ったもので、いずれもこちらが批判される筋合いのものではありません。連盟/会長が逆恨みしたのだろう、としかこちらとしては言いようがありません。

コメントいくつかいただいてますが、谷川会長は「単に無関心だったのではないか、事実『全て任せて』いたため率直にそう言っただけではないか」という意見もありました。たしかに、タッグマッチでの発言だけ見るとそういうふうにも考えられます。しかし、もし上記の伝聞が真実だとしてそれを考慮すると、やはり単なる無関心ではなく、私個人に非常に強い恨みを持っていた、憎くて憎くてたまらなかったため、意地でも頭を下げたくなかった、という可能性の方が高いように思えます。

まあいずれにせよ、なぜ強硬姿勢をとったのか?の理由はそれほど重要ではありません。明らかな名誉毀損を犯しておきながら、謝罪もしない、話し合おうともしない、という姿勢は、理由がいかなるものであれ許されるものではありません。その意味で上記の伝聞の真偽はどちらでも結論は変わらず、ある意味どうでもいいことではあります。ただ今回の場合、あれほど明確に連盟側に非があるのに、なぜそれを頑なに認めようとしなかったのか?が相当に不可解だったため、なぜああなったのか説明を試みたくなり、上記のようなことをいろいろ情報収集したり考えたりしていました。

14年2月に、石橋幸緒さんが将棋連盟を批判する文章をLPSAのサイトにアップし、すぐ消されるという事件がありました。魚拓はここから見えます。この中で次のように書かれています:

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将棋連盟という組織は様々な問題があり、特に・道理が通じない、・発言が信用できない、という重大な欠点があると言わざるを得ません。このような組織と「まともなつきあい」(合理的な関係)など想定し難いところは社会的通念としてご理解いただきたいところでございます。
 しかも当協会は設立当初の2007年より現在に至るまで、将棋連盟より組織的な排他的威力業務妨害・公益事業妨害・違法が疑われるような行為・嫌がらせなどを継続して受けており、一方的な被害者的立場であります。以下に具体的事例を述べさせていただきます。
--------

…とあり、以下いろいろと具体的事例が述べられています。私はLPSAの件については正直よく知りませんし、上記の記載全般が真実か否かを判断するだけの情報を持っていません。ただ、自分が連盟の陰湿さ・卑劣さを目の当たりに見てきた後の感想としては、「いかにも連盟のやりそうなことだな」に尽きます。これがすべて真実でも、私はまったく驚きません。実際この事例のうちの少なくとも一つに関しては、直接の当事者から話を聞き、真実であるとの確証を持っています。また「道理が通じない、発言が信用できない、という重大な欠点がある」「このような組織とまともなつきあいなど想定し難い」という部分には、心底同意するばかりです。

連盟と対立した団体/個人はLPSAの他にもいくつかありましたが、今まではことごとく連盟に屈服させられてきました。その最大の要因は、連盟が将棋関連のビジネスを押さえていたことでしょう。連盟と対立する相手は、通常やはり将棋で生計を立てている人たちなわけです。連盟がビジネスを握っていて、そこからの締め出しを脅しの材料に使われると、生計を立てる身としては白旗を掲げざるを得なかった、というのがこれまでのほとんどのケースだったのでしょう。

ところが、それは私には通用しない。私は将棋を仕事にしているわけでもなく、連盟から干されようが嫌われようが痛くも痒くもないからです。もしかしたら連盟側は、LPSAその他多くのこれまでの相手と同様、私に対しても「脅せば屈服させられる」と思っていたのかもしれません。私がまだ電王戦に出たがっていると思い込み、「文句あるなら電王戦に出さないぞ」等の脅しが効くと思っていたかもしれない。あるいは単に、深く考えずに「これまでみんな屈服させてきたんだから、伊藤も大丈夫だろう」と根拠なく思っていたかもしれない。そうだとしたら、全くの見当違いでした。

日本将棋連盟は、公益社団法人の認定を受け、税制面で優遇されています。私はこれは不当だと考えています。他人を機関誌で中傷しておいて謝罪しようともしないような団体が公益性を主張するのはおかしいし、このような団体を国が優遇すべきではないと考えます。

さて、訴訟に行くことは確定しましたが、すぐに提訴するわけではありません。いろいろと下準備が必要です。

まず、マイナビと内舘氏の扱いを決めること。主たる責任は発行者である将棋連盟ですが、編集者のマイナビと執筆者の内舘氏も、提訴するとなったら被告に含めるのが自然でしょう。いきなり訴えるわけにもいかないので、まず示談交渉をすることになります。

マイナビとは、8/29から接触しました。電話が多かったため記録が全部は残っていないこともあり、やりとりの詳細は省きますが、まず最初はまた連盟に最初に送ったのと同じようなのを内容証明郵便で送ります。ただこのときは、いきなり「謝罪せよ&XXX円払え」でなく、まず話し合いをしたい、でした。

こちらとしてはこの段階では、マイナビが何をどう考えてるかは全くわかっていません。ただ、連盟の様子があれなので、マイナビにもあまり期待はしていませんで、極端に言うと「どうせ訴訟するんだけど、いきなり訴えるのもあれなので、形だけでも事前に話し合いしとかないと」のような面も若干ありました。ただ、マイナビは柔軟な態度を見せる可能性ももちろんあります。で、まずは話し合ってむこうの考えがわからないかなぁ、くらいでした。

8/29に送りましたが、最初の返信は9/13、しかもまた「代理人がついた」だけでした。中身のある最初の返信は9/24(20日付内容証明郵便)。内容としては、「つまらない将棋とは言ってますよね。その意味で非礼な発言はあったと考えます。ですが、話し合いはしたいです」という感じでした。一応こちらに非礼があったと責めてはいますが、例によってこれは単なる交渉戦術の可能性もあります。そこで、また弁護士さんと打合せしまして、10/1、「ではまず話し合いましょう。その前に、記事掲載に至った経緯を教えてください。事前チェックはしなかったのですか?チェックしてOKと判断したなら、それはどういう考えだったのですか?それを確認したうえで話し合いをしたいです」という返事をしました。

これに対して10/16返信が来ました。このときの回答FAXはちょっと重要なので載せておきます。

Mynavioct16


ご覧の通り、「連盟には見せてない」と言っています。ただ前に書いたとおり、100%信用はできません。いずれにせよ「マナーの問題提起として載せた」という主張はこちらとしては受け入れられません。

この後のやりとりは主に弁護士さんが電話で行っていました。最初のうちは、連盟よりは柔軟な姿勢で、多少の賠償金は払ってもよいような口ぶりだったそうです。ですが結局、この後2往復くらいやりとりした後、マイナビが「連盟と話し合った結果、賠償金支払いには応じられない」とのことで、結局11/18に決裂しました。この後、提訴に向けての具体的な準備を開始することになります。結局マイナビとも、郵便/FAX/電話のやりとりだけで、裁判前に実際に会ってはいません。

連盟とマイナビの関係というのも、こちらにはいまいちわかりません。また、マイナビというのもウィキペディアによると売上高300億、従業員数1900名の大きな会社ですので、会社の中の内部的な組織関係みたいなのもあるでしょう。その辺はこちらにはまったくわかりません。

ただ、マイナビの中の将棋世界出版部というのは、たしか元連盟で出版していたのをマイナビに移管した、そのとき連盟の編集部ごとマイナビに移動した、という話だったように記憶しています。で、将棋世界の編集部は、連盟にはべったり&頭が上がらない、という状態だと私は理解しています。

マイナビくらいの会社だと、法務部というのがあります。会社の中の一部門の事業(この場合将棋出版)に関して訴訟沙汰になった場合、その事業部が法務部門に相談して対応を決めるのが普通です。法務部というのは通常、それ自身としての意志はない、つまり「こうしたい」というのはありません。中立的というか、会社の弁護士的な立ち位置です。事業部が「こういうふうにしたい」というのを聞いて、できるだけそれに沿うように持っていく、ただし法律的な判断から無理なものは無理という、が仕事です。私は仕事で会社の法務部とはかなりやりとりしてましたので、この辺の事情はおおよそわかるつもりです。

今回のケースだと、(まともな法務部ならば)「これは裁判勝てない」と判断しただろうと思います。将棋出版部はもしかすると連盟並みの強硬スタンスを取ろうとした可能性はありますが、たとえそうでも法務部がストップをかけたでしょう。ただ、仮に負けても、マイナビの企業規模からすれば大した額にはならないだろう、という予想もついたでしょう。ここからは私の推測ですが、たぶんマイナビとしては、勝ち目はないと思ったが、連盟が意固地になって譲ろうとせず、マイナビにも妥協しないように言ってくる。連盟は出版ビジネス上つき合っていかざるをえない相手なので、無体な要求でもあまり冷たくはできない。まあ負けてもそう大したことはないだろうから、表面だけ連盟につき合って、負けたら謝罪記事出して賠償金払って終わりにしよう、くらいに考えてたんじゃないかな、と私は思っています。マイナビのメインのビジネスは就職情報関連で、将棋は傍流でしょう。あまりシリアスに捉えてなかったかもしれません。実際、裁判の場でも、連盟の弁護士はかなり力を入れて、いかに私が極悪人で金の亡者で、連盟に難癖をつけて売名行為と同時に金をたかろうとしたか(笑)を強調していましたが、マイナビ弁護士の方は通りいっぺんの反論をしただけで、迫力が感じられませんでした。

なおマイナビの弁護士は、マイナビの社員ではなく、外部の弁護士事務所の人でした。社内に弁護士がいないのか、はたまた社内弁護士は通常の契約等が担当で、今回のようなのはある意味マイナビとしてはイレギュラーな対応でしょうから、そういうのは外部に委託しているのか、まではちょっとわかりません。

マイナビとのやりとりは、これがまた時間がかかりまして、4往復くらいのやりとりしかしてないのですが、8/29から始め、最終的に決裂の回答を得たのが11/18。3か月弱かかったことになります。弁護士側と法務部側で両方忙しくて、打合せのアポ取るだけで時間かかったりしたんでしょうか。こっちから何か送って、返事が3週間後というのもザラでした。私はこのあたりではもう心底うんざりしていましたが、11月頃にはようやく諦めの境地になり、いくら時間がかかっても最後まで気長にやってくか、という覚悟ができてきました。

マイナビの次は内舘氏ですが、実は内舘氏とは直接は一度もやりとりしていません。前にも書いたとおり個人を相手にしてもしょうがないと考えていたし、また連盟やマイナビとのやりとりの中で、どうやらむこうは内舘氏にも連絡していて話は伝わってそうだったからです。

ただ訴訟の被告には、必須ではないができれば入れておきたいとは思ったのですが、問題は住所がわからないことでした。法人の住所はググればすぐわかりますが、個人の住所はそうはいきません。作家の事務所というのはあってそちらはわかったんですが、裁判を起すには相手の「住所」が必要で、住所というのは「生活の拠点にしている場所」とかいう定義らしくて、作家の事務所では裁判所に受け付けてもらえない可能性が高い、と弁護士さんが話していました。「そういう時は普通どうするんですか」と聞くと、「興信所とかに頼んで調べてもらうんですけど、けっこうお金かかります。50万くらいかなあ」とのことで、えーーっ!となりました。この時点ではまだ賠償金いくら取れるかわからないので、住所探しに50万は取り返せないリスクが高い。それなら別に無理して被告に入れなくてもいいか、謝罪は連盟・マイナビにやらせてもいいし、と考えていました。

結局、作家の事務所が文芸年鑑という本に載っていることがわかり(某芥川賞候補作家に教えてもらいました)、弁護士さんが提訴の時にこれを見せて裁判所と交渉したところ、やはり出版物というのは信用があるらしく、住所ではないがまあいいでしょうということで受け付けてもらえ、めでたく(?)内舘氏も被告に名を連ねることになりました。

もうひとつ事前にやったのは、ドワンゴへの根回し。私が連盟を訴えると、当然電王戦イベントへの影響無しでは済まず、ドワンゴとしてはビジネス上損になることは明白でした。ドワンゴには罪はないのですが、かといってドワンゴのためにこちらが訴訟をしないというわけにも行きません。そこで、あらかじめ理解を得ておく方がよいだろうと考えました。

ドワンゴ側の電王戦担当者は12年1月の対米長戦の時点では以前に出てきたDさんでしたが、その後の12年4月のニコニコ超会議の時からEさんに代わっていまして、13年の第2回もタッグマッチもEさんがとりまとめていました。タッグマッチ関連で事前にEさんとはメールでやりとりしていたのですが、その中で「相談したいことがあるので、タッグマッチの日に少しお時間いただけますか」と言っておきました。8/31のタッグマッチ当日は、常に5チームのうち二つが対局しており、残りのチームは手が空いています。それで、空いているときにEさんと別室に行き、中傷記事を見せて今までの経緯を簡単に話して、この件で別途相談したい、と伝えました。それで9/3に私が歌舞伎座のドワンゴへ出向きまして、またEさんと話しました。訴訟を考えている、訴訟になったらドワンゴのビジネスにも影響はゼロとはいかないとは思うが、連盟の姿勢が強硬なのでこちらとしてはやむをえない、理解してほしい、と話しました。

また、ダメ元で、できればドワンゴからも連盟に素直に謝罪するよう説得してくれないか、と頼みました。実を言うと、説得にそれほど期待していたわけではありません。ただ、ドワンゴに「訴訟する。理解してくれ」とただ言うよりも、ドワンゴ側にも何かできるアクションがあるならトライしてもらって、それでもダメだったという方が納得してもらいやすいだろう、という方が大きかったです。話してもらえば、連盟の強硬姿勢がドワンゴにもわかってもらえるだろうし。

Eさんも、ドワンゴ側としては当然ながら歓迎すべき話ではなく、内心困っていただろうとは思いますが、中傷記事を見せると「さすがにこれはひどいですね」と納得してくれ、うまく行くかどうかはわからないがいちおう連盟とは話してみる、と言ってくれました。

ただこのときは私も連盟の態度に関しては匙を投げていて、どうせダメだろうともう諦めていたため、そう深刻な雰囲気ではありませんでした。Eさんに「どうですか、裁判になったら、生放送とかしたら人気出るんじゃないですか?」などと言って、彼も「お、それ魅力的だなあ」などと冗談を言っていたくらいです。もっとも後で実際に法廷に行ったところ、入り口に「写真撮影・録画・録音禁止」と書かれてまして、やろうとしてもできなかったことがわかりましたが。

結局、その後数週間して様子を聞くと「連盟と話してみましたが、方針は変わらない、とのことでした」ということで、こちらも、まあしょうがないですね、無理言ってすみませんでした、となりました。ちなみにこの時は当然、弁護士は介してないので、連盟の会長なり理事なりが直接応対したはずです。なので、連盟の姿勢がドワンゴにもわかったと思います。

これでまあ一応はドワンゴにも話は通したつもり、です。その後私の方はいろいろと派手にやりましたが、ドワンゴからクレームのようなものは一度も受けていません。まあ仮にドワンゴが何か言ってきたところで、私としては「こちらに言われても困る。悪いのは連盟だから、連盟に言ってくれ」と言うしかないわけですが。

結局連盟は、裁判で評判を落すことで、自分の首を締めたのみならず、ビジネスパートナーであるドワンゴにも迷惑をかけてるんですよね。周りの迷惑なんて何も考えてない、関係者に配慮するということができない。しかもそれが、やむにやまれぬ選択でなく、どうやら取るに足らない意地やプライドだけから出ているらしい。もうまったく呆れかえるばかりです。

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コメント

うーん、裁判自体は和解で終わってるのに、こういうこと書いていいのかなあ。

 伊藤さんと、故米長永世棋聖との御接触については。
当方は、対ボンクラーズ戦の少し前に、はこだて未来大学
の東京の秋葉原サテライトオフィスで開催された、当時
「大学特任・米長永世棋聖のレクチャー」での場面位しか
知りません。確かあのとき、大方知れ渡っていたので、私には
その「一幕」に意外感を感じたのですが。米長永世棋聖
が、「貸し出された小型オフコン(?)で、そこそこの練習成果を
上げた」との御話の後で、「実戦では対大型クラスタ対戦になる」
と聞かされて「え~。(うそ!)」みたいな、声をあげた一幕。
確か有ったような記憶が有ります。「対戦まで、PCのスペックが
棋士に100%明快で無いのに、不安を感じた」か、あるいは
「相手土俵の相手の用意した超大型マシンスペックの対戦の
方式には日ごろ不満があった」という、そこにかなり大きな
ウエイトがあると私的に感じる「(私の)伊藤氏排除説」の
証拠の一つになるように思えますが。どうでしょうかね。
 ちなみにこのブログの管理人の当の伊藤さん自身も、
あの講演会に居られて、確か御紹介が有ったのではないかと
記憶しておりますが。

品川の北陸先端大オフィスではないですかね。たしかにそこであったイベントには行きました。「貸し出しは1台だが、本番はクラスタ」は当初から伝えてあったので、おっしゃることは失礼ですが記憶違いではないかと思います。

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