新技術により優位性が失われつつある潜水艦 21
ストーリー by hylom
見えてしまったら弱体化 部門より
見えてしまったら弱体化 部門より
taraiok 曰く、
米国はバージニア級原子力攻撃潜水艦の維持コストに年18億ドルを費やしているという。しかし、技術の進歩により、潜水艦の優位性は失われつつあるという(The National Interest、Slashdot)。
戦略予算を評価するワシントンD.C.ベースセンター報告書では、実際に原子力潜水艦への評価は変わりつつあることが示唆されているそうだ。アメリカの持つ低騒音な潜水艦は、中国やロシアの接近阻止・領域拒否(A2/AD)戦略の阻止に役立ってきた。しかし、潜水艦への探知方法としてこれまでのような音に依存する以外のものが登場した場合、潜水艦の価値は低下する可能性がある。
音に依存しない新たな探知技術としては、海中の航跡を検出するアクティブソナーや、レーザーもしく狭い範囲でLED光を反射させて検出する技術などがある。これらの代替技術は昔から知られていたが、今日ではプロセッサ性能の向上やビッグデータの活用により、こうした検知技術が実用的になっており、有人潜水艦にとっての脅威となるという。
将来を見越しての先手 (スコア:2)
ブロガーの方が要約されています。リンクはこちら。潜水艦ステルス性が危い:対抗策は新しい発想による戦術と技術の利用だ [blogspot.jp]
これを読むと、潜水艦探知について新技術が登場すると現状のままでは色々とまずい事になるので、先手を打って戦術を更新し、
それに必要な新艦艇などを開発する必要があるという事みたいです。
発言の主ライアン・クラーク氏は海軍作戦部長上級顧問で元潜水艦乗りだそうなので、現場からの声と言うか提言なのでしょう。
必要な事は発言しておかないと予算もつきませんし。
近年、中国海軍の戦力増強は目を見張るものがありアメリカの軍事力もをってしても接近が用意ではなくなりつつあると言われていますが、
東・南シナ海や黄海には中国版SOSUS [wikipedia.org]も展開されているそうなので、これまでの戦術では徐々に通用しなくなっていくのでしょうね。
#無人戦闘潜水艦艦隊なんてどこのSF話?と思っちゃうのはオッサン脳だからだな、きっと
Re: (スコア:0)
>ライアン・クラーク氏
トム・クランシーの小説に出てきそうな名前で笑った
しかもライアンとクラークで合わせ技ときてる
米国よりも (スコア:0)
日本の方が相当ヤバイんじゃないでしょうかこれ?
日本て全海軍戦力に占める潜水艦が占める割合大きいんでしょ?
Re: (スコア:0)
日本の潜水艦隊在籍艦数など、訓練用を含めても、朝鮮人民軍海軍所有潜水艦艇数の1/5以下。(排水量は別として)
日本て全海軍戦力に占める潜水艦が占める割合大きいんでしょ?なんて嘘八百。
戦いは数だよ兄貴(出典:機動戦士ガンダムⅢ―めぐりあい宇宙― ドズル・ザビ中将談)は、永遠の真理。
音に依存しないソナー? (スコア:0)
とありますが、ソナーって音波を用いた装置だと思います。
どういうことなんでしょう?
Re:音に依存しないソナー? (スコア:1)
訳が問題では?
原文では潜水艦探知の新技術として下記の方法を挙げています。
・低周波アクティブソーナー
・水中音響以外の方法
- 航跡検出
- レーザーによる目標船体検出
- LEDによる目標船体検出
Re: (スコア:0)
原文が
These techniques include lower frequency active sonar and non-acoustic methods that detect submarine wakes or (at short ranges) bounce laser or light-emitting diode (LED) light off a submarine hull.
とまあわかりにくいのが原因ではないかと。
ところでレーザーorLEDって水中の光の減衰を考えるとかなり近距離じゃないと使えなさそうですね。
Re: (スコア:0)
「(潜水艦の発する)音に依存しない」ってことかと思ったけど、通常のアクティブソナーってpingの反射音を解析するものだから(そういう意味で潜水艦の発する音に依存しない)、そういうわけでもなさそうですね。
航跡探知のソナーってのは水中の乱流の痕跡とかもわかるってことですかね?
Re:音に依存しないソナー? (スコア:1)
敵艦の船体への反射音に依存せず、航跡の乱流に反応する(アクティブ)ソナー
という意味に読めました。
Re: (スコア:0)
潜水艦本体が音を反射しなくても、航跡で音の伝わりが変化することを使って検知するのでは。
Re: (スコア:0)
訳し方に問題があったのでしょうかね?
national interestの記事では、低周波アクティブソナーと、非音響探知として(短距離しか有効でないけど)レーザーやLEDを潜水艦の外郭に反射させる事によって探知する方法が述べられています。
Re: (スコア:0)
>短距離しか有効でないけど
海で短距離って役に立つの?
Re: (スコア:0)
海峡に等間隔に敷き詰めれば通ったかどうかぐらいは把握できるんじゃない?
今もそういう体制はありそうだと思うけど。
Re: (スコア:0)
原文では、シンクタンクCSBAのレポート(Bryan Clark執筆)を引用しているのだけど、
それによれば「新技術により沿岸地域の海中が潜水艦には危険すぎる地域になる」との事なので、沿岸近辺の比較的浅い海中においては、"反射光"探知が役に立つのかもしれない。
あるいは、役に立つシーンも想定されるか、それともこの技術がより洗練されると・・・と言う事なのかも知れない。
尚、Bryan Clarkは探知技術革新によって引き起こされる問題への解決策も提案しており、それは有人潜水艦にUUVを搭載し、攻撃・偵察の任務はUUVにやらせようと言う物。
記事では、これをUnderwater Aircr
Re: (スコア:0)
敵側のUUVが脅威になってくると対UUVとしてのUUVも出てくるのでしょうかね、かつて飛行機がそうだったように。
# サブマリン707 [wikipedia.org]のジュニアみたいなのを妄想中
Re: (スコア:0)
原文では"低周波ソナーと音を用いない手法で潜水艦航跡を検出する、もしくは(短距離で)反射レーザーやLEDで潜水艦船体を照らす"だそうだ。
核ミサイル発射基地 (スコア:0)
もともと原子力潜水艦の存在意義って、本国が核攻撃を受けた際にも、水中で生存して敵国に報復核攻撃を行う、
移動式の核ミサイル発射基地としての役割が大きかったと思います。核抑止力的な。
水中なので、核攻撃の影響を受けにくい。ということで。
(まあ、核ミサイル発射用ではない、攻撃型原潜もありますが。)
それなら、探知されていても、影響少ないかな、という気もします。
探知されていても、撃沈される前に核ミサイルを発射できれば役目は果たせるわけですから。
核戦争前に、敵国が潜水艦の全数を探知して、全数を撃沈してから、核攻撃を行えば、
たしかに原潜の存在意義がなくなっていますが、それは難しいんじゃないかな~
Re:核ミサイル発射基地 (スコア:1)
おっしゃられているのは戦略ミサイル潜水艦のことですが、このストーリーで問題になってるのは攻撃型原子力潜水艦の方です。
Re: (スコア:0)
気持ち悪い文体の上に、たれ込み読み間違えてるようだ。
見つかりやすい潜水艦は役立たずだという主旨なのに、逆の立場を語っているよう。
Re: (スコア:0)
最近お薬飲んでないでしょ?クリニックにはちゃんと通ってる?