ウィンクでズーム! 望遠鏡機能つきのコンタクトレンズ

2015.02.18 08:00
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これをつければ、遠くまで見渡せるスーパー人類さ。

DARPAが資金援助し、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)が開発しているコンタクトレンズは、未来のコンタクトレンズ。ハードタイプのプラスティックレンズには、アルミニウム製の薄い鏡が内蔵されており、これが望遠鏡の役割を果たすといいます。目に装着するコンタクト型望遠鏡とでも言いましょうか。

このレンズ、電子システムと連携する液晶ガラスと一緒に使います。ガラスが、様々な方向へ偏光させコンタクトに届けることで望遠鏡の働きをします。例えば、右目をウィンクするとコンタクトの拡大エリアに光を送り、左目ウィンクで通常エリア(ズームインなし)に光を届けるというシステム。つまり、レンズをいれておけば、裸眼パターンと望遠パターンがウィンクするだけで切り替えられるということ。開発チーム曰く、これが実用化されれば、老眼に対して画期的なレンズになると。老眼鏡かけたり、外したりが、ウィンクでできるわけですからね、確かに楽になるでしょう。現段階では、望遠鏡コンタクトレンズと言うのは大げさかもしれませんが、もっと発展すれば、そりゃ遠くまで見渡せるバイオニックヒューマンに…。

現状では、このコンタクトレンズを装着できる時間は30分のみ。レンズが十分な酸素を目へ通過させることができないのがその理由です。今後は、長時間装着のため、目にどれだけ酸素を供給できる仕様にできるかのチャレンジとなります。


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image by Courtesy of EPFL

Sarah Zhang - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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