2015年2月18日05時06分
京都と大阪で相次いだ青酸化合物による連続不審死事件で、殺人容疑で再逮捕された京都府向日(むこう)市の筧(かけひ)千佐子容疑者(68)が、ほかにも3人以上の知人男性らについて殺害を認める供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。ただ、内容にあいまいな点もあり、捜査当局は立件するかどうかを含めて慎重に捜査を進めるとみられる。
大阪地検堺支部は18日にも、内縁関係だった大阪府貝塚市の本田正徳さん(当時71)に対する殺人罪で追起訴する方針で、捜査当局はその後も引き続き捜査を進めていくとみられる。
千佐子容疑者は、再婚したばかりの夫の筧勇夫さん(当時75)を青酸化合物で殺害したとして、昨年11月に京都府警に逮捕され、殺人罪で起訴された。
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