iPhoneが勝手にWi-Fiに自動接続してしまい通信速度が遅くなる、そんなストレスを軽減してくれるアプリ「WiFi Priority」をインストールして使ってみました。簡単にWi-Fiへの自動接続設定を変更可能なオススメアプリです。
iPhoneが勝手にWi-Fiに接続するのを回避できる優れものアプリ
最近は街中にWi-Fiスポットが増えたので、コンビニや飲食店の近くを通るたびにiPhoneが勝手にWi-Fiに接続してしまい、通信速度が遅くなる現象にストレスを感じる方も多いのではないでしょうか。
2月17日にリリースされたアプリ「WiFi Priority」は、Wi-Fiへの不要な自動接続をカットしてくれるアプリです。100円の有料アプリ(本稿執筆時点)ですが、接続したくない無線LANに勝手につながるストレスを緩和できるなら、筆者は安いと思いますし、画面表示は英語ですが、一度使ってしまえば英語が苦手な方でも簡単に使えてオススメです。
「WiFi Priority」をiPhone6 Plusにインストールして使ってみた
早速、「WiFi Priority」をiPhone6 Plusにインストールし、使ってみました。
初めてアプリを起動すると英文のメッセージが表示されて面食らうかもしれませんが、以下の内容が書かれています。
「自動接続したくないネットワークの情報を入力し、画面の指示に従ってプロファイルをインストールしたら、Wi-Fiをいったんオフにしてオンにしなおしてください」
「自動接続しない設定を行った後でも、ネットワークリストから選択して手動での接続は可能です」
「OK」をタップして先に進むと、「Network Info」のページが表示されます。ここに、自動接続したくないWi-Fiスポット名(SSID)を入力、その下にWi-Fiのパスワードを入力します。パスワードは入力しなくても先に進めます。
次に、ネットワークの暗号化の種類を選択すると、プロファイルをインストールできる画面に移行するので、タップし、「インストール」を選択します。「このプロファイルは署名されていません」という警告画面が出ますが、「インストール」を続けます。
プロファイルのインストールが完了すると、「Wi-Fiをいったんオフにして再度オンにすれば新しい設定が有効になります」というメッセージが表示されるので、画面の下からコントロールセンターを引っ張り出してWi-Fiをオフにした後、オンにします。
設定はこれで完了です。他の自動接続したくないWi-Fiスポットは、同様の手順で簡単に設定できます。
設定が完了すると、設定アプリから「Wi-Fi」で、設定したWi-Fiスポット名の横にある「i」マークをタップすると、「自動接続」の項目が追加されてオフになっていることを確認できます。
街中で勝手につながるWi-Fiにイラッとすることの多い方は、「WiFi Priority」を試してみてはいかがでしょうか。
なお、iPhone Maniaでは、iPhoneがWi-Fiに接続できない、接続できても遅い場合の対処方法もご紹介していますので、自宅などのネットワークにうまくつながらない場合はそちらもご参照ください。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
執筆:hato