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自民 運動方針原案で“憲法改正へ国民運動”2月18日 5時48分
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自民党は、ことしの運動方針の原案をまとめ、立党から60年を迎えることを踏まえ、憲法改正を党是として出発した保守政党として憲法改正原案の作成を目指すとともに、改正に向けた国民的な運動を推し進めることなどを掲げています。
自民党がまとめたことしの運動方針の原案では、「立党60年の節目を迎え、改めて胸に刻まなければならないのは憲法改正を党是として出発した保守政党としての矜持(きょうじ)だ」として、憲法改正を重点項目に掲げています。
そして、衆参両院の憲法審査会や各党と連携して憲法改正原案の作成を目指すとともに、改正に向けて賛同者を拡大する国民的な運動を推し進めるとしています。
また、「アベノミクスを完遂し、岩盤規制に穴を開け、日本経済の持つ潜在力を花開かせる」としているほか、「戦後70年の節目にあたり、近隣諸国との関係改善に尽力する一方、切れ目のない安全保障法制の速やかな整備に全力を注ぐ」としています。
さらに、ことし4月の統一地方選挙について、「政策実現政党としての足場を完成する極めて重要な選挙」と位置づけるとともに、来年の参議院選挙に向けて候補者の擁立などを進めるとしています。
自民党は来月8日の党大会で運動方針を正式に決めることにしています。