NTTドコモが、今夏にも米グーグルのスマートフォン用基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した従来型携帯電話を発売することが17日、分かった。

 携帯電話大手3社のなかで、ドコモは「ガラケー」と呼ばれる従来型の利用者が最も多い。一定の需要があるため、高速通信やスマホ用の一部アプリ(応用ソフト)の利用も可能にして提供する。

 アンドロイド搭載の従来型端末では、KDDIも20日に高速通信サービス「LTE」や対話アプリ(応用ソフト)「LINE(ライン)」などが使えるシャープ製の「アクオスK」を発売する。ドコモはこれに対抗する。