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小泉元首相“政治決断で脱原発”2月17日 16時37分
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小泉元総理大臣は東京都内で講演し、鹿児島県の川内原子力発電所の再稼働を進める政府の方針を批判したうえで、政治の決断で原発のない社会を実現すべきだという考えを示しました。
この中で小泉元総理大臣は、鹿児島県の川内原子力発電所の再稼働を進める政府の方針について、「政府は『世界一厳しい安全基準に基づいている』と言っているが、アメリカやフランスなどと比べて、どこが厳しく、どこがより安全なのかを1つも説明していない。それで再稼働を進めようとしているのは、どうかしている」と述べ、批判しました。
そのうえで小泉氏は、「日本は地震国、火山国であり、原発がいつ爆発するか分からない。時限爆弾を抱えたような産業だ。およそ50年前、政治が原発の導入を決めた以上、やめるのも政治が決断すればできる」と述べ、政治の決断で原発のない社会を実現すべきだという考えを示しました。