ついに、東南アジア諸国を周遊可能な、エアアジアの「ASEANパス」(正式名称:The AirAsia Asean Pass)の発売が開始されました。
実は、「ASEANパス購入時に、絶対注意して欲しい点」があります。それは、通貨によって値段設定が違うこと。「ある通貨」を選んで購入すれば、かなり安く購入することが可能です。詳しくは記事内でご紹介しますが、早速パスの内容を見てみましょう。
Airasiaの「アセアンパス」、1.6万円で東南アジア周遊が出来る!
エアアジアのASEANパスを使って訪問可能な国は、マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、ブルネイ、カンボジア、フィリピン、ラオス、ミャンマー、ベトナムの10か国。わずか1.6万円程度で、ASEANに加盟している全ての国への訪問が出来るとは驚きです。
チケットは2種類あり、有効期限が30日と60日の2タイプが用意されています。実際の利用の14日以上前に予約をすれば、ASEAN域内の140以上の路線を無料で利用することが可能です。(空港使用料は別途発生します)
「ASEANパス」購入時の注意点!マレーシア・リンギットでの購入が絶対にオススメ!
エアアジアのアセアンパス 日本円での販売価格
マレーシアリンギットでの販売価格
冒頭でも書きましたが、購入する際の注意点は、「支払通貨の選定」です。例えば、最も安い「ASEANパス・30日プラン」を日本円で購入する場合は18,000円(写真一番上)と記載されています。しかし、通貨ごとに値段設定が違う点に着目しましょう。
今日(2月13日)の為替レートなら、タイバーツ購入は5,300バーツ(約19,350円)、マレーシアリンギットなら499リンギット(約16,630円)です。選択通貨によって「数千円の差」が存在するのです。以下の表をご覧ください。
エアアジアのアセアンパス通貨別の価格表 (上段が30日チケット、下段が60日チケット)
ASEANパスを購入する際、今日(2月13日)の時点ではご覧いただいた通り「マレーシア・リンギット」を選ぶと最もお得です。選択する通貨にもよりますが、何と10%~20%も購入価格に違いが出てきます。凄いですね。
上の価格は購入日の為替レートによって変動する可能性がありますが、元々エアアジアはマレーシアリンギットで購入すれば、他通貨より安く買えるよう価格設定されている路線もあります。今後もエアアジアが、リンギットでの購入が最も安くなるよう値段設定する可能性は十分にあるでしょう。
クレジット数に注意!飛行距離によって、必要なポイント数が違います。
「AirAsia Asean Pass」と「AirAsia Asean Pass+」の2種類が存在する
今回発売されるチケットには、「AirAsia Asean Pass」と「AirAsia Asean Pass+」の2種類があり、それぞれ「クレジット」という名前のポイント制システムになっています。30日プランは10クレジット、60日プランの「アセアンパス・プラス」は20クレジットが付与されています。
僕が見る限り、必要なクレジット数は飛行距離によって違うようです。例えば、バンコク発の便は全27路線中1路線を除き、1クレジット(バリ行きのみ3ポイント使用)を利用。一方で、クアラルンプール便は48路線中29路線が3クレジット必要です。バンコクはASEANの中心に位置しますから、地政学的メリットは大きいですね。
▼フライトに必要なクレジット数 (Airasia公式サイト 英語) ※ページ中段に記載があります
日本からASEANへ向かう便(別途予約が必要)は、バンコク行きを選ぶのが賢いかもしれません。一方で、ブルネイやフィリピンに行くなら、クアラルンプールからのフライトを使う必要があります。
エアアジアの「ASEANパス」まとめ
- ASEAN域内の10か国を周遊可能(2週間前に予約要)
- 有効期限30日(10クレジット)と60日(20クレジット)の2タイプがある
- 購入時にマレーシアリンギット建てで買うと、他通貨より10%以上安い(2月13日時点)
- 日本出発時はバンコク行きを選ぶと移動効率が良いかも?
いかがでしたか?僕が見ている限りでは、まだ日本語版のウェブサイトは出ておらず、英語ページのみ発売を開始しているようです。(グロビジ!)でも詳細な情報を随時ご紹介していきますが、まずは上のサイトからチェックしてみてください!
<こちらの記事も合わせてどうぞ!>
▼海外在住の僕がオススメする、海外旅行保険付きクレジットカード2枚。
▼Skyscanner(スカイスキャナー)で格安航空券を比較検索!利用時のメリットとデメリットを書いてみた。
▼クアラルンプールに行ってきました。マレーシアとタイって結局どっちが住みやすい?
2 thoughts on “エアアジアの「ASEANパス」が発売開始!日本価格より2千円安く「アセアン周遊」を楽しむ方法とは?”