Jリーグは17日のJ1、J2合同実行委員会で、ホームゲームの入場実績でクラブへの配分金の額を決める案を議論したが、まとまらなかった。総入場者数や前年からの入場者伸び率、収容率などに応じて配分割合を見直す提案に、一部クラブから強い反対があった。
リーグは昨年末、横並びだった配分方式について成果によって傾斜を強める方針を固めた。人気と実力を兼ね、活性化の核となるクラブを育成する狙いだが、格差拡大を懸念する声もある。委員会ではプレシーズンの新設大会「スカパー! ニューイヤー・カップ」の報告や新規実行委員の紹介もあった。(共同)