2015年2月17日19時58分
17日、岩手県沖を震源とする最大震度5強と震度4の二つの地震が発生した。気象庁は、いずれも東日本大震災の余震と認定した。震災から4年近くたつが、今後も「震度5の地震が起こる可能性は数年続くかもしれない」としている。
午後1時46分ごろ、岩手県久慈市沖を震源とする地震が起き、青森県階上(はしかみ)町で震度5強を観測した。震源の深さは約50キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・7と推定される。
午前8時6分ごろには三陸沖を震源とする地震があり、青森、岩手県などで震度4を観測。震源の深さは約10キロ、M6・9と推定された。気象庁は津波注意報を出し、岩手県の久慈港で20センチ、同県宮古市で10センチの津波を観測した。岩手県によると、7市町の計約9300世帯約2万人に避難指示や勧告が出た。
二つの地震は震源が約215キロ離れ、気象庁は関連性はないとみている。長谷川洋平・地震津波監視課長は「たまたま同じ日に発生した」との見方を示した。
東北地方の太平洋沖では2012~14年に毎年、M7程度の余震が発生している。東京大学地震研究所の平田直教授は「余震は長い間続く。M7を超え、津波を起こす余震は起きてもおかしくない」と指摘する。
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