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現地時間2月16日にKaspersky Labsはメキシコで開催した「Kaspersky Labs Security Analyst Summit」で、「The Equation Group」というサイバー攻撃チームの存在に関する研究を明らかにした。同社の研究機関Kaspersky Lab Global Research and Analysis Team(GReAT)のメンバーは、このグループはウイルス「Stuxnet」と「Flame」の“先祖”であり、2001年から活動していると述べている。早ければ1996年に活動を開始した可能性もあるという。
The Equation Groupは複数のマルウェアプラットフォームを利用するという。その中には複雑さと高度さという点で、かつて話題となったマルウェア「Regin」のような脅威をはるかに上回っているという。
「The Equation Groupはおそらく、世界で最も高度な技術を持つサイバー攻撃グループだろう。われわれがこれまで見てきた中で最も高度な脅威グループだ」とKapsersky Labsの研究者は述べた。
GReATは、世界中でサイバー攻撃を展開するThe Equation Groupの60人を追跡した。そこから、約20年にわたって活動している同グループは、自分たちがこれまで追跡したり目撃したあらゆるものをはるかに上回るレベルだったという結論を出している。
Kapsersky Labsの研究者によると、The Equation Groupはいくつかの点で特徴があるという--非常に複雑で開発が高価なツールを利用していること、ターゲットを感染させ、データを盗み、自分たちの犯行を隠す一連の方法がとてもプロフェッショナルだということ、その一方で“古典的な”スパイテクニックを利用して悪意あるペイロードを送り込むということ、などだ。
感染させるにあたって、The Equation Groupはさまざまなトロイの木馬やツールを利用する。同グループのツールキットには、少なくとも2種類の「Stuxnet」の変種、ゼロデイ攻撃とエクスプロイトなどがあり、WindowsとMac、それにブラウザをターゲットにできる。
Kasperskyは、The Equation Groupがマルウェアに利用するエクスプロイトツールを合計で7種検出、最低でも4種類はゼロデイ攻撃をするものだった。また、マシン感染の成功を確実にするのに用いるという未知のエクスプロイトも多数あるという。
Kaspersky LabsでGReATディレクターを務めるCostin Raiu氏は、The Equation GroupはiPhoneエクスプロイトも持っているとの予想を示した。「だが、確認はできていない」とRaiu氏は続ける。
KasperskyはThe Equation Groupが利用する特別なツールに「EquationDrug」「DoubleFantasy」「TripleFantasy」「Fanny」「GrayFish」などの名前をつけている。このうち、Fannyは2008年に作成されたコンピュータワームで、USBハードドライブをターゲットとする。中東とアジアを狙ったものだ。
また、同社が「ユニークかつ非常に高度な究極のサイバー攻撃ツール」とするプラグイン形式の「nls_933w.dll」も挙がった。だがこれらはほんの一部に過ぎない。さらには各ツールは非常に高度で専門的に利用されているという。
「やつらは間違えというものをしない。もし間違えるとしても、ごくごく稀だ」とRaiu氏は述べた。
(この記事は現在翻訳中です。随時更新していきます)
編集部注:Reutersは複数の元従業員の話をもとに、このグループの正体が、米国家安全保障局(NSA)だと報じている。また、KasperskyはThe Equation Groupの背後については何も述べていないものの、NSAがイランの核施設を破壊するために開発を主導したStuxnetとの関連性に触れている点をReutersは指摘している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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